Gamemusic Garden

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リトルジャックオーケストラさんのコナミ特集演奏会を聴いてきた の巻

2019-08-19 21:04:00 | イベントレポート


すっかり夏の風物詩!の、
リトルジャックオーケストラさんの演奏会に今年も行ってきましたー!

今回はコナミ作品の特集ということで、
『グラディウス』シリーズ、『ツインビー』、『がんばれゴエモン』シリーズ、
『悪魔城ドラキュラ』シリーズ、『月風魔伝』、『コナミワイワイワールド』、
『ときめきメモリアル』、『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』、
『幻想水滸伝』、『幻想水滸伝II』などなど、多数のコナミタイトルから
全90曲にものぼる楽曲群が演奏されましたよ!

いやーー、すばらしい演奏会でした。
やっぱりコナミ作品は、後世に伝えていきたい名曲の宝庫ですね!

『幻想水滸伝II』の「回想」は何度聴いてもグッときます……!!( ;∀;)
あと、アンコールの『悪魔城ドラキュラ』メドレーで、
個人的に大好きな『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の
「ドラキュラ城」を聴けたのはうれしかったです!

さて。それでは、やや雑多かつ、かいつまんでになるかもですが、
今回の演奏会の中で個人的に印象深かったところについて書いていきたいと思います。


◆モーニングミュージック

まずはなんといっても、演奏会の最初に
「モーニングミュージック」から始まったところですね!

この音楽は、昔、コナミのアーケードゲーム筐体を起動するときに流れていたもので、
わかる人にはわかる、通好みの選曲だと思います。
オーケストラで優雅なアレンジになっていて、じっくり聴き入っちゃいました。

というかこの楽曲は、プログラムとして事前に公開されていなかった“シークレット曲”扱いで、
当日突然演奏されたわけですよ。もーーー、本当にニクイことするなぁとw
そういうサプライズを仕掛けてくるとこ、大好きです!! リトルジャックさん!!w


◆がんばれゴエモン

『がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻』の演奏では、
すてえじ一の町の場面から、町の北にある「ほろほろ寺」というお寺に行って
お化けのボスを倒すまでの流れが再現されていました。

特にボス戦の「お化け出現」の演奏がやばかったですー!
リトルジャックさん名物の、打楽器のお姉さんたちの高速のバチさばきがすごすぎました。
あの演奏は一度でいいので、お姉さんの近くに行って見てみたいです!w

あと、ボス戦後のイベントで流れる「猫がおんねん」は
すっごくあったかいメロディで、名曲だな~と改めて思いました。

でもって、ファミコン版『がんばれゴエモン! からくり道中』の演奏では、
原作で流れていた町役人の「ごよーだ!ごよーだ!」というファミコンの疑似音声っぽい音を、
奏者さんがなにかの楽器を使ってくぐもった形の音で発声して、
ファミコンっぽい響きで聴かせていたのがすごかったですね。
思わず小声で「オオッ、すげぇ……!」と唸っちゃいましたw


◆ときメモのバッドエンド

『ときめきメモリアル』の演奏では、
爽やかなオープニング曲の「もっと!モット!ときめき」と、元気な朝日奈さんのテーマ曲「ジャンピング・スマイル」が披露されました。
そこから一転して、バッドエンドで流れる「女々しい野郎どもの詩」が披露されたのですが、
なんちゅう落差の大きさなんだろうと思いましたw

「女々しい野郎どもの詩」は、主人公が誰からも告白されずに卒業を迎え、
暗い部屋の中でひとりで座り込むというとても寂しいバッドエンドで流れるんですけど、
あのたまらなく切ない雰囲気が、しっとり憂いを帯びた演奏で再現されていましたね。

さらに、演奏の最後には、ホールの照明が落とされて暗闇になり、
指揮者の志村先生がスポットライトを浴びて指揮台に座り込む……という、
ゲームを再現した演出が入っていました。
「それを再現するんですか!?w」と言わんばかりに、
観客からは笑いが巻き起こってましたね。

というか、こういう演出を拒否することなく実行してしまう志村先生は
すごい人だなぁと、改めてリスペクトを深くしましたw
(どなたが言い出した演出なのかは分かりませんがw)


◆リサの妖精伝説

たぶん今回の演奏会で披露された中でもっともマイナーだと思われる、
『リサの妖精伝説』という作品。
僕も今回初めて楽曲を知ったんですけど、幻想的な雰囲気があっていいですね!

この作品は約30年前にディスクシステムで発売されたゲームだそうなので、
今からプレイするのは難しそうですけど、ちょっとプレイしてみたいですw

まだまだ世の中には、良い曲があるんだなーと思いました。
過去の作品にも、もっといろいろ触れていきたいです。


◆来年はゼルダ特集!



来年はリトルジャックさんの創立20周年記念!ということで、
2020年8月15日・16日の2daysで開催されるそうです!

しかもプログラムは、『ゼルダの伝説』シリーズから、
『神々のトライフォース』&『時のオカリナ』&『ムジュラの仮面』を演奏するそうで!!!!


うひょぉぉぉぉぉおおおおおぉぉぉ!!!(歓喜)
ゼルダ好きとしては行くしかないッ!!!!!!!!!!!

というか、2日間開催って、団員さんのHPはだいじょうぶなのか!?なんて
余計な心配をしてしまいますがw、どうぞさくせん「いのちをだいじに」で……!
今から楽しみにしております!!!


◆リトルジャックさんに行くようになって10年

ブログを書いていてふと思い出しました。
僕が最初にリトルジャックさんに行ったのが、
『ドラクエ6』を演奏した2008年(第5回)のときだったんです。

なので、「リトルジャックさんに行き始めてから、もう10年経ってるんだな……」と
気づいてびっくりしてますw

ブログに何度か書いたことがあるのでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、
僕がゲーム音楽の演奏会にハマるようになったのは、
2009年に開催されたリトルジャックさんの『FF6』特集がきっかけなんですよ。
生のパイプオルガンで披露された「妖星乱舞」など、かなり大きな衝撃を受けまして。

以来、毎回欠かさずリトルジャックさんを聴きに行くようになりましたが、
毎回情熱的な演奏を聴かせていただけて、とても楽しいです。

あれから10年の時間が経ち、プロ、アマチュアを問わずいろんなゲーム音楽演奏会に
行くようになりましたけど、リトルジャックさんほど、ゲーム音楽に対する
あふれんばかりの情熱を持っている楽団はそうそう無いと思います。

リトルジャックさんの演奏会は、アレンジや構成、演奏、細かい演出など、どれをとっても
「ゲームが好きなんだ!!」という熱い思いを肌でひしひしと感じるんです。
それは、リトルジャックさんの演奏会に行くたびに、毎回必ず実感しますね。

これからも、いちファンとして楽しみにしております!


◆余談:ゴエモン大好きひでさん

今回の演奏会に行って、僕はけっこうコナミ作品が好きなんだなと改めて思いました。

特に大好きでしょうがないのが『ゴエモン』シリーズです。
特にスーファミ時代の『ゴエモン』は、弟や友人と何度も繰り返しプレイしていましたよ!

『ゴエモン』シリーズは、ニンテンドーDS版が出て以降、新作が途絶えちゃっていて
かなり寂しいんですけど、なにか復活する手はないんでしょうかね?
『桃太郎電鉄』のように、版権を貸して任天堂から発売とかできないのかな……?

欲を言えば、元ゴエモン制作委員会のメンバーさんが在籍している開発会社の
グッドフィールさんが『ゴエモン』の新作を手がけてくれたら嬉しいのですが……!
コメント
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