Gamemusic Garden

ゲーム音楽をこよなく愛するhideの、つれづれブログです。

リトルジャックオーケストラ第11回定期演奏会、曲目発表。DQ9&メインタイトル特集

2014-06-19 02:51:00 | 演奏会情報
8月24日(日)に開催が予定されている、
ゲーム音楽演奏楽団「リトルジャックオーケストラ」さんの第11回定期演奏会。
今回演奏される曲目が発表されましたので、ご紹介します。

今回の曲目は、“メインタイトル特集”と、
“交響組曲「ドラゴンクエストIX」星空の守り人”とのことです!

メインタイトル特集では、
『ファイナルファンタジー』の「プレリュード~オープニング・テーマ」、
『Arc The Lad』の「アークザラッドのテーマ」、
『聖剣伝説2』の「天使の怖れ」、
『幻想水滸伝』の「幻想の世界へ」、
『キングダムハーツ』の「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」

の5曲が演奏されます。

リトルさんが幻想水滸伝の曲を演奏するってのは、個人的にすごくうれしいです……!!
ぼっちゃーーーーん!!
あと、アークザラッドが演奏されるのってけっこう珍しい気がしますね。
FF、聖剣2、KHも楽しみです。

チケットの価格や発売日に関してはまだ発表されていませんが、
新たな情報が入り次第、またご紹介しますね!



リトルジャックオーケストラ 第11回定期演奏会

■日時
 2014年 8月24日(日) 開場 12:00 開演 13:00(予定)

■会場
 横浜みなとみらいホール(大ホール) アクセスマップ
  ▽みなとみらい線「みなとみらい」駅下車 徒歩3分
  ▽JR京浜東北線「桜木町」駅下車 徒歩12分

■指揮
 志村 健一(しむら けんいち)

■プログラム  
 <第1部>
 ~メインタイトル特集~
 1.『Final Fantasy』より「プレリュード~オープニング・テーマ」/ 植松 伸夫
 2.『Arc The Lad』より「アークザラッドのテーマ」/ 安藤 まさひろ
 3.『聖剣伝説2』より「天使の怖れ」/ 菊田 裕樹
 4.『幻想水滸伝』より「幻想の世界へ」/ 東野 美紀
 5.『KINGDOM HEARTS』より
  「光 -KINGDOM Orchestra Instrumental Version-」/ 宇多田 ヒカル

 ≪休憩≫

 <第2部>
 交響組曲「ドラゴンクエストIX」星空の守り人 / すぎやまこういち
 1.序曲IX
 2.天の祈り
 3.宿命~悲壮なるプロローグ
 4.王宮のオーボエ
 5.来たれわが街へ~夢見るわが街~酒場のポルカ~来たれわが街へ
 6.野を越え山を越え~仲間とともに~箱舟に乗って~野を越え山を越え
 7.陽だまりの村~村の夕べ
 8.負けるものか~渦巻く欲望

 ≪休憩≫

 9.暗闇の魔窟~洞窟のワルツ~そびえ立つ死の気配
 10.集え、者たち~祈りの詩~せつなき思い
 11.サンディのテーマ~サンディの泪~サンディのテーマ
 12.運命に導かれ~主なき神殿
 13.決戦の時
 14.星空へ~星空の守り人


◇関連リンク
 リトルジャックオーケストラ 公式サイト 



幻水情報:
2014年6月18日から9月16日までの間、PSP版の『幻想水滸伝I&II ベストセレクション』
PlayStation Plusのフリープレイで配信されるそうです。

うーむ、無料(PS Plusの月額料金はかかるけど)で幻水I&IIを遊べるとはッ…!
すばらしい! これ、個人的にかなりオススメしたいRPGです。
108人もの仲間を集めながら帝国と戦うという、中国の歴史小説「水滸伝」を元ネタにした
作品なのですが、勧善懲悪ではない奥深い人間ドラマが丁寧に描かれています。
出てくるキャラクターもみんな個性的ですよ。

あと、仲間が少しずつ増えてゆくにつれて、宿屋、武器屋、お風呂、牧場、図書館など、
本拠地のさまざまな施設が充実していくというシステムも楽しいです。

そして、なんといっても東野美紀さんによる音楽がすばらしい出来です!!
特にIIのオープニング曲は泣けます。。。
未プレイの方は、ぜひやってみてくださいー!
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【E3】『キングダムハーツ』下村陽子さんインタビュー&ピアノ演奏。ピアノオペラFF&FFコンサートの映像も

2014-06-12 17:40:00 | 動画
現在、アメリカのロサンゼルスで開催されているゲーム見本市
「E3(Electronic Entertainment Expo)」。
そのE3の開場時間に合わせたスクエニさんの番組「SQUARE ENIX PRESENTS」Day2が、
本日の深夜~朝(※日本時間)にかけて放送されました。

この番組では、ゲーム音楽関係のコーナーもいくつかありましたので
それらをピックアップしてご紹介します。
アーカイブ映像もありますので、リアルタイムでご覧になれなかった方もぜひどうぞ!


「SQUARE ENIX PRESENTS」公式サイト

◇アーカイブ映像
https://www.youtube.com/watch?v=XqL0e-Xx0xk
</object>


2:16:00~
■SQUARE ENIX MUSIC PRESENTS -Yoko Shimomura-
『キングダムハーツ』シリーズなどの作曲家、下村陽子さんプロデュースによる音楽番組です。
下村さんへのインタビューと、中山ショパン博之さんのピアノ演奏が楽しめます。
曲目は「Hand in Hand」、「The Other Promise」、「Dearly Beloved」の3曲!
しかも最後の「Dearly Beloved」は、下村さんとショパンさんの連弾です。
『キングダムハーツ』ファンの方は必見ですよ!

7:15:15~
■SQUARE ENIX MUSIC PRESENTS―PIANO OPERA FINAL FANTASY TOKYO Recital
『ファイナルファンタジー』シリーズの作曲家、植松伸夫さん製作総指揮の
ピアノリサイタル「ピアノオペラFF」東京公演のダイジェスト映像です。
FF8の「The Man with the Machine Gun」、FF7の「更に闘う者達」「星降る峡谷」、
FF9の「ハンターチャンス」、FF6の「妖星乱舞」を視聴できます。

8:20:00~
■Distant Worlds: Music from FINAL FANTASY
FFのオーケストラコンサート「Distant Worlds」のダイジェスト映像です。
FF14の「Answers」、FF13の「閃光」、「チョコボメドレー2012」、
FF5の「ファイナルファンタジーV メインテーマ」、FF7の「片翼の天使」を聴けます。


なお、「SQUARE ENIX PRESENTS」のDay 1(動画はこちら)では、
FF11の公式バンド「ナナーミーゴス」による音楽番組も放送されました。(1:02:00~から)
去年11月に赤坂ブリッツで開催されたライブの模様などを視聴できます。
FFのメインテーマや、FF3の「悠久の風」なども演奏されてますよ!
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FF音楽をケルトアレンジで演奏 『Playing Uematsu Works!』がすごく楽しかった!

2014-06-02 20:33:00 | イベントレポート
こんばんは、ひでです。
昨日6月1日(日)に、八王子市のいちょうホール 大ホールで開催された
『Playing Uematsu Works! ~CELTIC FANTASY~』に行ってきました!




『ファイナルファンタジー』シリーズでおなじみ、植松伸夫さんの楽曲を
ケルトアレンジで演奏するという、今までありそうでなかったコンサートです。

かつて発売された『FF』のアレンジCDである、
『FFIV ケルティックムーン』『FFV ディア・フレンズ』
そして『ファイナルファンタジー ヴォーカル・コレクションズ』から
ケルト系の楽曲をメインに演奏されました。

『FF』好きのスーファミ世代としてはもう、ドンピシャな内容でしたよ。
素敵すぎました。。。!!




■プログラム

M01: Welcome to Our Town! 街のテーマ(FFIV)

M02: Parom & Polom パロム・ポロムのテーマ(FFIV)

M03: Illusionary World 幻獣の街(FFIV)

M04: Toroian Beauty トロイア国(FFIV)

M05: BATTLE FANTASY SET I
   Vamo' Alla Flamenco(FFIX)~バトル2(FFIII)~最後の死闘(FFIII)~決戦(FFVI)~勝利(FFIII)

M06: CELTIC FANTASY SET
   ジグ ※正式な曲名は不明(FFVIII)~ハーヴェスト(FFV)

M07: My Home, Sweet Home はるかなる故郷(FFV)

M08: BATTLE FANTASY SET II
   ゴルベーザ四天王とのバトル(FFIV)~最後の闘い(FFV)

M09: Esperanca Do Amor 親愛なる友へ(FFV)

M10: Estrelas ギルバートのリュート(FFIV)

M11: 光の中へ 愛のテーマ(FFIV)

M12: Prologue… オープニング(FFIV)

EC01: Chocobo-Chocobo チョコボ(FFIV)



コンサート前半は、尺八奏者の神永大輔さんと、
アイリッシュバンド「John John Festival」(Johnさん、annieさん、トシバウロンさんの3人)
による演奏でした。

爽やかかつ深みのある神永さんの尺八、流麗に奏でられるJohnさんのフィドル。
味わい深いannieさんのギター、そしてトシバウロンさんのリズミカルなバウロンによって
奏でられるケルティックな音世界を堪能できましたよ。
特に『FFIV』の「Toroian Beauty」(トロイア国)は、一度生で聴いてみたいなと
かなり前から思っていたのですが、念願がやっと叶って嬉しかったですね!
アイリッシュの風のように爽やかで優美な響きは、本当にすばらしかったです。

また、サポートメンバーとして参加された有木竜郎さん(キーボード)、内田佳宏さん(チェロ)、
梅田千晶さん(ハープ)も、素敵な演奏を聴かせてくれました。
梅田さんは曲ごとにステージに登場したり舞台袖に入ったりしていたのですが、
その様子をギルバート(FFIV)のアビリティ「かくれる」みたいだね
言われていたのが印象的でした。w

さらに後半は、『FFヴォーカル・コレクションズ』でヴォーカルを担当された
大木理紗さんが登場して、力強くも透きとおった、素晴らしい歌声を披露してくれました。
も~~~、何年待ったでしょうか…!
大木さんの歌声も、ぜひ一度生で聴いてみたいとずっと思っていたんですよ。
そのこともあってか、すごく感慨深かったです。
「光の中へ」が特にすばらしかったですね。魅き込まれました。。。



演奏の合間には、ゲストMCとして植松さんがステージに登場し、トークを披露してくれました。
「この歳になって『FFIVケルティックムーン』が生で聴けるとは思わなかったな……
 20年待ったよ。ちょっとウルウルきちゃった!」と植松さん。

また、植松さんは『FFIVケルティックムーン』をダブリン(アイルランドの首都)で
録音した際の話をしてくださいました。
当時、現地のアイリッシュミュージシャンたちを起用して録音に臨んだそうですが、
なんとスタジオの横に自動車工場があるという、とんでもない録音環境だったそうです!!;w
そのため、演奏中にノイズが入った際にはいったん録音を中止し、
静かになるのを待って録音していたそうです。。。;

あと個人的に印象深かったのは、植松さんが『FFVIII』のジグを作った際に、
「アイリッシュの曲を作るのはもうやめよう」と思ったというお話です。

「『FFIVケルティックムーン』の後、『FFV』くらいからアイリッシュ的な曲を
『FF』のために作っていたんですよ。
でも、昔から続く、伝統的なアイリッシュの音楽に踏みこんだらいけないような気がして、
『FFVIII』のジグを最後にこういう音楽を作るのはやめました
」とおっしゃっていて……。
植松さんは、本当に心から音楽を愛されている方です。
だからこそ、伝統を軽んじるようなことはしたくない、ということなんでしょうね。


また、コンサートの後半、植松さんと大木さんが一緒に登場した際、
植松さんは「僕は『FFヴォーカル・コレクションズ』のアルバムがとっても大好きで。
いつかライブをやりたかったんですよ」と話されていました。

大木さんも、データム・ポリスター(当時のCD発売元)のプロデューサーの方に
「ライブやりましょうよ!」と何度も言っていたそうですが、実現には至らなかったそうで……
20年越しでやっと実現して、本当に嬉しいです!」と感慨深そうにおっしゃっていました。
僕も同じ思いです……!
この日、この場で演奏を聴くことができて、とっても幸せでした。



そうそう、アンコールではチョコボが演奏されたんですけど、
(おそらくチョコボにならって)走って登場して、ノリノリで踊りだす植松さんが
オチャメすぎて、おもしろかったですw
観客からは手拍子も入って、楽しい雰囲気でコンサートを締めくくってくれましたよ。





終演後、次回の4starオーケストラについての情報がロビーに掲示されていました。
2015年5月3・4・5日に八王子で開催とのことです。
まさかの八王子開催…! 八王子音楽祭2015にあわせて行われるそうですよ。
たのしみです!!




あと終演後、ロビーで植松さんによるサイン&握手会があったんですけど、
その向かいではJohn John Festivalのお三方と、神永さん、梅田さんが
超至近距離(お客さんに取り囲まれる感じ)で演奏してくれました。

これがすっっっっっごく楽しかったです!
皆さんすっごい楽しそうに演奏されてて、見ているこっちまで楽しくなってきて。
思わず身体が動きましたw
本編終わってお疲れでしょうに、それを感じさせないエネルギッシュさでしたよ。

いや~、あんなに楽しい気分になったのは久々でした………帰宅後寝る前まで余韻が残ってました。
John John Festivalさんや神永さんらの演奏で、『FF』の音楽だけに限らず、
音楽そのものにある根源的な楽しさを感じました。
わくわくして、心が躍る。思わず身体も動く。
その場の音を通して、奏者も観客も一緒につながれるって、ほんとうに楽しいなと……
改めて思い知りました。

一生忘れられないほど楽しい時間でしたーー!
奏者のみなさん、大木さん、植松さん、だよ社長、素敵な時間を本当にありがとうございました!


なお、John John Festivalさんは、今月をもって活動休止されるそうで残念です。。。
活動休止前の最後のライブが6月10日に開催されるそうなので
都合がつけばぜひ行きたいと思ってます。
なんと7時間(!)のライブみたいですよ。チャージは物々交換式とのことです。

John John Festivalさんの演奏を生で聴いたことがない方は、
ぜひ一度生で体感してもらいたいなと強く思います。
だよ社長が紹介されていた ↓この動画を見ると、John John Festivalさんの魅力が
一発でわかると思います! とってもすてきな人たちですよ。

</object>







終演後は、コンサートに行ったゲーム音楽好きな方たちと一緒に、
八王子駅近くの沖縄料理店で飲んでました。

ことし3月に「沖縄ゲームタクト」に行った方たちと知り合ったんですが、
話を聞くと、みなさん沖縄に行く時点ではそれそれがソロ参戦だったものの、
ゲームタクトを通じてつながることができたそうです。

あ~~、やっぱりこういう、何かを好きな人々が集うイベントって
ホントにいいもんだなぁと、しみじみ感じたのでした。





6月3日追記:
大木さんのブログ「群青楼」で、今回のコンサートについて触れられていました。

ケルティック ファンタジー
 “あのね、「光の中へ」を歌うとき
 ありったけの愛と感謝を
 会場中に満たすつもりで歌いました。
 届いてるとうれしいな。”
(大木さんのブログより抜粋)

めいっぱい届きましたよ!
大木さん、本当にありがとうございました。
ライブあったら行きたいです…!
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