辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

パリ越前焼6人展

2014-03-07 20:01:58 | Weblog
 2013年1月の雪が降る中、雪が深い福井県越前町の越前焼の作家を訪問した。初めての、作家との出会いだった。それから1年以上たち、パリ7区の区役所で、「越前焼6人展」が2014年2月12日から20日まで行われた。盛況のうちに終了した。


いくつかの写真を紹介しよう。これらの写真は、会場設営が終わったばかりのまだ、展覧会としてはオープンしていないときのものだ。幾人かの訪問者がすでにきているのがわかる。


  

越前焼のアトリエを訪ねて

2014-03-07 11:50:47 | Weblog













 私が、大家宇一郎さんに出会ったのは、共通の友人の熊谷さんを通じてだった。私の母と一緒に、アポを取って、越前陶芸村へ直行した。その時、道に迷ったが、迷ってたどり着いたところが、なんと風来窯だった。

 風来窯の由来をお当様に聞くと、風来坊から来ているという。全国各地を奥様とまわった話を伺った。とにかくアトリエも、すべて楽しい、動物たちがたくさんいて、お父様とお母様の作品も並べてあった。


 動物をテーマにしている作家には私は、初めて出会った。ただ動物たちが、そばにいるだけで楽しい気分になるのだという。

 実は、パリ7区区役所で、来訪者にどの作品がよかったかと聞き、紙にこたえてもらったところ、後で集計してみると、一番はシマウマで、2番目は、花を担ぐ象だった。シマウマは、現代的なデザイン、センス、がうまく調和してでているし、花を担ぐ象は、何よりも表情がかわいい、愛らしい、魅力的という言葉に集約される。


 ユーモアを重んじるフランス人が好むのももっともだと思った。