辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

J'attendrai

2014-03-29 16:11:14 | Weblog
パリ日本人会の活動の一つに、シャンソン教室がある。今は、ODEONの近くで、TOKO画廊で、会場を貸していただいている。

 日本人会にあったピアノもこちらへ運んだと聞く。隔週土曜日、第2,4土曜日の午後4時半から5時半ころまで、皆で、毎月1曲ずつ歌う。最初は、難しくて、こんなに楽譜が複雑で、歌えるかしら、と思っても、DIDIER先生の指導が上手で、日本人の弱い点を熟知し、先生の指導に従っていけばやがて1時間たつと1番がうたえるようになる。次のレッスンでは2番が歌えるようになり、不思議なシャンソン教室だといつも思う。

 去年は、はずせない用があり、歌えなかったので、今年は、Lina KETTEYのJ’attendraiをうたうことにした。
早くから、LES Halles の図書館へいき、楽譜をコピーしたのだが、7区区役所での展覧会や、現在も開催されているパリ日本文化会館での越前焼6人展で、忙しくコピーした楽譜もやっと探し出して練習をはじめたところだ。

 いつも同じ場所でコンサートが開かれる。
L'Eglise reforme, 37, rue Tounefort 75005, metro Place Monge. 教会の中で、演劇用になっている場所があり、そこで、皆1曲か2曲を歌う。2曲歌う人は、歌の上手な方々、ベテランの方々が多い。

 私は、今歌詞を覚えている最中だ。先ほど、天気が良いので散歩へいきかえってきたところで、YOU TUBEを見ながら一緒に歌った。

仕事の気分転換に大変良いと思う。

 パリにいる方で、シャンソンを勉強したい方、大歓迎です。東京からの出演者も時々いらっしゃいます。

 ご興味・関心のある方は、ぜひ日本人会にお問い合わせください。






古内藤美知子さんの共通の友人

2014-03-29 12:18:26 | Weblog
 去年の5月、親友の内藤美知子さんが亡くなった。突然の死だった。ショックで、立ち直るのに時間がずいぶんかかった。

何をしても思い出し、もしいれば、一緒にできたことはその後たくさんあり、もしも生きていたら、という言葉でその後襲ってくる悲しみは今も変わらない。自分のしなければいけないことをやっていく、続けていくことをしていくなかで、少しずつ悲しみから立ち直っていったように感じる。映画、散歩、CAFE,冗談をいうこと、踊り、議論、画廊、音楽が好きだった彼女を思い出さない日はない。

先週ある日、電話が鳴った。知っている人からの電話だった。私のBLOGを読んだという。内藤美知子さんを30年以上前から知っているといわれ本当に驚いた。


中山 二郎さんという方で、日本人の経営する画廊で知り合った。そこで、日本人会のシャンソン教室で画廊の場所を貸していただいた。

まさかその時には、共通の友人がいるとは知らず、話は一切出なかった。私のBLOGで内藤さんの死を知ったという。BLOGに載せていただいてありがとう、といわれた。私には、書くことで、悲しみを昇華せずにはいられなかったのかもしれない。

そこで、KARINEという共通の友人にさっそく電話で知らせたところ、会いたいといってきたので、中山さんに電話をして、来週月曜日に会うことになった。私は12年間の友人であり、死に顔を見たひとりだった。去年、七夕に、偲ぶ会を開いた。ニースからっ気つけてきた友人もいたし、全部で4人だった。今年はもう少し人を集めたいと思う。

私に会う以前の美知子さんの話が聞けるので、月曜日を楽しみにしている。

16区の区役所の近くであうことにしている。

また報告しよう。