辻総合研究所ーTsuji Consulting

パリと東京を中心にして素敵な出会いや、いろんな地域の暮らしや文化、経済、新しい夢に向かっての動きをお伝えします。

パリ日本文化会館での「越前焼6人展」開催中

2014-03-26 16:32:03 | Weblog
 パリの7区の区役所で、越前焼6人展が盛況のうちに終わった。2014年2月12日から2月20日までだった。

150人に状にわたる多くのフランス人、外国人、日本人がいらしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。

 さて、パリ日本文化会館といえば、大御所で、竹内佐和子氏が館長でいらっしゃる。そこからお声がかかり、うちでやりませんかとすすめられた。考えてもみないことだった。大きなチャンスだ。与えられた空間は、1階の売店の横の、三角コーナーでアーティストコーナーと呼ばれている空間だった。現代的な空間と、越前焼が合っていると今日、メールでコメントをいただいた。

 この写真には載っていないが、近藤早苗さんという作家の茶筅型花瓶が届いたばかりだ。ガラス張りになっているため、外からも見えるところが素晴らしい。エッフェル塔の観光客が帰りに必ず寄っていくところだ。日本文化、日本の伝統、芸能を外国人に紹介、説明,お見せする場所になっている。
 
 日本文化が好きなフランス人には会員になっている人もいるし、知らない人はいないというくらいの存在だ。以下HPだ。

http://www.mcjp.fr/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/

 福井県というのはあまり知られていないが、越前ガニ、東尋坊、越前焼、越前刃物、越前おろしそば等が北の地域にあり、越前と呼ばれる。若狭(南の地域、敦賀より南)地方では、若狭カレイや、鯖寿司、へしこ、かまぼこ、等、お魚がおいしいのだ。若狭塗の箸やお盆が有名だ。

 道元が開いた永平寺もある。弟子の寂円が開いたのは大野の宝鏡寺だ。そこへよく父といって座禅を組んだことがよくある。

 石川県の金沢と、京都にはさまれ、外国人もすどおりしてしまうところだが、今回の越前焼6人展の3回の巡回展のおかげで、少しは故郷をパリの皆さんに紹介し、越前焼に魅力と、福井県のことをまず知ってもらうことが大事だ。

 ぜひ皆さん、福井に遊びにいらしてください。すみやすいところです.共働き日本一です。




幸炎れい子さんの作品

2014-03-11 08:23:51 | Weblog
 前にもれい子さんの作品は紹介したが、1点手つき一輪挿しが、パリで紹介された。まだ写真では、お目見えしていないため、ここで紹介しよう。

 「ベンは、アメリカ人夫ですでになくなったが、、丸いが、私は直線」、といっていらしたが、まさにこの作品は、直線のれい子さんの作品の特徴を示している。個人の性格や生い立ち、このみがすべて出るのが、焼き物だと思う。ほかの芸術作品も、同じように、作者自身が作品に出ていると思う。


 一輪挿しは、色がどちらかというと乳白色だ。角度によって色が変わって見える。手で運べるように、手つきがついている。
これも直線型の美しい作品だ。野の花を一輪。そこでこの一輪挿しの魅力が出てくる。

 




パリ越前焼6人展のヴィデオがyou tubeに。

2014-03-11 08:07:20 | Weblog
https://www.youtube.com/watch?v=_2paFirHTF0

上記アドレスをクリックしていただければ、先月開催されたパリでのパリ越前焼6人展のヴィデオがご覧になれます。

メキシコ人友人エンリックに頼んで撮影、YOU TUBEにアップしてもらいました。

とても忙しい人で、博士課程の学生、結婚し2児のパパ、アルバイトもしている。しかし時間の合間を見て、2回ほど展覧会に来てくれた。大変ありがたい。

近くの勤務先で知り合った。最初は、同じ国際関係論専攻なので、カフェで座って話ができたが、今は立ったまま話をするようになった。

時間がたつと、人間関係も変わってくるが、変わらぬ友情を持っているひとだ。

ヴィデオで、最初にで来るのは、私だ。受付をしているため、写っている。

そのあとは、越前焼の説明をせず一つ一つの作品が映し出されている。作品自身が持つパワーが感じられる。

一つ一つに作者の魂がはいり、パリにいてもそこの作者がたっているような気がいつもした。

テレビで、藤田十郎衛門さんのねじたて成形の方法、技術には、何人かのフランス人が食い入るように見ていた。

越前の古越前から現代までの作品をお楽しみください。


大家宇一郎さんの作品紹介

2014-03-09 09:48:19 | Weblog



 パリで開催された越前焼6人展で、アンケートでどの作品が一番気に入ったかを聞いたところ、集計後の結果だは、大家さんのシマウマが、第一位に輝いた。その次が、花を担ぐ象で、ユーモアの好きなフランス人に受けたようだ。シマウマは、黒白の技術と、大きさに驚き、ポスターにたうかったのだが、象は、どんな会話でも冗談を言ったり、ユーモアを忘れないフランス人に受けたようだ。