パリの7区の区役所で、越前焼6人展が盛況のうちに終わった。2014年2月12日から2月20日までだった。
150人に状にわたる多くのフランス人、外国人、日本人がいらしてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございました。
さて、パリ日本文化会館といえば、大御所で、竹内佐和子氏が館長でいらっしゃる。そこからお声がかかり、うちでやりませんかとすすめられた。考えてもみないことだった。大きなチャンスだ。与えられた空間は、1階の売店の横の、三角コーナーでアーティストコーナーと呼ばれている空間だった。現代的な空間と、越前焼が合っていると今日、メールでコメントをいただいた。
この写真には載っていないが、近藤早苗さんという作家の茶筅型花瓶が届いたばかりだ。ガラス張りになっているため、外からも見えるところが素晴らしい。エッフェル塔の観光客が帰りに必ず寄っていくところだ。日本文化、日本の伝統、芸能を外国人に紹介、説明,お見せする場所になっている。
日本文化が好きなフランス人には会員になっている人もいるし、知らない人はいないというくらいの存在だ。以下HPだ。
http://www.mcjp.fr/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E/
福井県というのはあまり知られていないが、越前ガニ、東尋坊、越前焼、越前刃物、越前おろしそば等が北の地域にあり、越前と呼ばれる。若狭(南の地域、敦賀より南)地方では、若狭カレイや、鯖寿司、へしこ、かまぼこ、等、お魚がおいしいのだ。若狭塗の箸やお盆が有名だ。
道元が開いた永平寺もある。弟子の寂円が開いたのは大野の宝鏡寺だ。そこへよく父といって座禅を組んだことがよくある。
石川県の金沢と、京都にはさまれ、外国人もすどおりしてしまうところだが、今回の越前焼6人展の3回の巡回展のおかげで、少しは故郷をパリの皆さんに紹介し、越前焼に魅力と、福井県のことをまず知ってもらうことが大事だ。
ぜひ皆さん、福井に遊びにいらしてください。すみやすいところです.共働き日本一です。