鳥取市沖の日本海で、重さが100キロを超える巨大な深海魚が網にかかり、
16日朝、鳥取港に水揚げされました。
水揚げされたのは、「オオクチイシナギ」と呼ばれるスズキ科の深海魚で、
体長1メートル70センチ、重さは110キロあります。
地元の漁協などによりますと、15日、鳥取市の沖合90キロの日本海
でタイなどを取るため底引き網漁をしていたところ、網にかかったということです。
鳥取県水産試験場によりますと、オオクチイシナギは沖縄
から鹿児島にかけての水域で多く見られ、
山陰沖でもたまに水揚げされることがありますが、
大きさは50センチ程度で、1メートルを超えるものは珍しいということです。
水揚げされたオオクチイシナギは近くの水産加工会社に5万円で競り落とされ、
訪れた人たちが興味深そうに見学していました