たまねこ*古布とmy garden

罹災(りさい)証明書

熊本地震で震度7に2度見舞われた熊本県益城町で20日、

罹災(りさい)証明書の発行が始まりました。

罹災証明は公的支援を受けるために必要で、

住民の方々にとっては「やっと発行された」という気持ちでしょう。

熊本市でも始まっており、申請し、判定のための調査が終わり

その後市の職員から住宅の被害判定について

説明を受ける手順になっています。

被災者が思う基準とは違う判定の場合はもう一度

調査やり直していただくことが必要です。

関係するすべての人々にとって大変な作業になっています。

判定は一部損壊、半壊、大規模半壊、全壊とありますが、

一部損壊の場合はほとんど何の支援も受けられません。

まあ、被害が少なかったことを喜ぶべきなのかもしれません。

支援といえば、被災してすぐ困ることがありますよね。

その場合ほとんどは自己責任で対処しなければなりません。

今回多くの被災者の家屋は、屋根瓦の損傷がひどく、

おまけにその後に続く、雨風に悩まされ続けでした。

業者もてんてこ舞いですし、伝手や助け手のない方は

途方に暮れたに違いありません。

そんな中、 クリスチャン仲間から有り余る支援物資が届き、

直ぐに屋根の補修に来てくださいました。

また仲間同士もお風呂を提供したり助け合いました。

なぜなら,クリスチャン 会衆 は「一つ の 体」で あり,

「一つ の 肢体 が 苦しめ ば,ほか の すべて の 肢体 が

共 に 苦し」む から で す。(コリ 一 12:20,26)

20 しかし今,それは多くの肢体であり,

  それでもなお一つの体です。

26 それで,一つの肢体が苦しめば,

  ほかのすべての肢体が共に苦しみ,

  ひとつの肢体が栄光を受ければ,

  ほかのすべての肢体が共に歓ぶのです。

もし私たちが一つの体ならば、ある部分の痛みが他人事で

あるはずがありません。

またある部分が病気になれば他の部分が何とかして、

サポート・フォローに回るかもしれません。

テレビなどで、今だに被災地に多くの方のボランティア支援の

ニュースが流れたりすると、「まだ世も捨てたものでない」と

嬉しく思います。かっての被災地の方々が恩返しにと、

来られる方も多いです。

また、多くの支援物資や義援金、ありがとうございました。

痛みを分かち合うこと、

それが一番、励ましと元気を与えることなのかもしれません。




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