罹災(りさい)証明書の発行が始まりました。
罹災証明は公的支援を受けるために必要で、
住民の方々にとっては「やっと発行された」という気持ちでしょう。
熊本市でも始まっており、申請し、判定のための調査が終わり
その後市の職員から住宅の被害判定について
説明を受ける手順になっています。
被災者が思う基準とは違う判定の場合はもう一度
調査やり直していただくことが必要です。
関係するすべての人々にとって大変な作業になっています。
判定は一部損壊、半壊、大規模半壊、全壊とありますが、
一部損壊の場合はほとんど何の支援も受けられません。
まあ、被害が少なかったことを喜ぶべきなのかもしれません。
支援といえば、被災してすぐ困ることがありますよね。
その場合ほとんどは自己責任で対処しなければなりません。
今回多くの被災者の家屋は、屋根瓦の損傷がひどく、
おまけにその後に続く、雨風に悩まされ続けでした。
業者もてんてこ舞いですし、伝手や助け手のない方は
途方に暮れたに違いありません。
そんな中、 クリスチャン仲間から有り余る支援物資が届き、
直ぐに屋根の補修に来てくださいました。
また仲間同士もお風呂を提供したり助け合いました。
なぜなら,クリスチャン 会衆 は「一つ の 体」で あり,
「一つ の 肢体 が 苦しめ ば,ほか の すべて の 肢体 が
共 に 苦し」む から で す。(コリ 一 12:20,26)
20 しかし今,それは多くの肢体であり,
それでもなお一つの体です。
26 それで,一つの肢体が苦しめば,
ほかのすべての肢体が共に苦しみ,
ひとつの肢体が栄光を受ければ,
ほかのすべての肢体が共に歓ぶのです。
もし私たちが一つの体ならば、ある部分の痛みが他人事で
あるはずがありません。
またある部分が病気になれば他の部分が何とかして、
サポート・フォローに回るかもしれません。
テレビなどで、今だに被災地に多くの方のボランティア支援の
ニュースが流れたりすると、「まだ世も捨てたものでない」と
嬉しく思います。かっての被災地の方々が恩返しにと、
来られる方も多いです。
また、多くの支援物資や義援金、ありがとうございました。
痛みを分かち合うこと、
それが一番、励ましと元気を与えることなのかもしれません。
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