降りかかります。
私たちの生活も大波、小波の悩みが尽きないですね。
えっ、「私は大丈夫!」それは感謝に値することです。
さて私も松尾芭蕉の奥の細道の旅における、
「飯塚の里」にある、気力聊(かきりょくいささか)とり直し
の心境で…
気力をいささかふりしぼって、パソコンに向かっています。
たまねこ*今日のコーデは先週着用した花織(ハナウイ)の
着物です。
沖縄県の本場琉球読谷山の伝統的な花織技法を用いて
焦茶色の地色をベースに糸を浮かせて花柄や幾何学模様の紋織
が施してあり、つややかな光沢が素敵なお着物です。
縞(しま)と格子模様をバックに立体的な模様を指でなでると
愛おしさが込み上げてきます。
尚、琉球南風原花織もあるようです。
私のお着物は焦茶色の地色ですが、藍色もあります。
染料は島に自生している植物が中心だそうです。
黄色が出るフグン(フクギ)、茶色のティグティ(シャリンバイ)、
ベージュや黒のカサギ(アカメガシワ)、インド藍などが使われます。
シャリンバイは熊本でも街路樹に良く見られます。
以前、母がお鍋を焦がしたので、何を煮ていたのと聞いたら、
テレビで染め物に良いとあったのでハンカチを染めてみたとのこと。
進取の気性は素晴らしい!でも、熊本では「わさもん(早生者)」
と呼ばれるかも…
わさもんとは熊本弁で、 新しいものが好きな人の意味です。
ところで沖縄ではザリガナという言葉があるそうです。
浜美枝ダイアリーに
「女の人生はザリガナ。だからザリガナ サバチ ヌヌナスル
イナグでないとね」
ザリガナとはもつれた糸。ザリガナ サバチ ヌヌナスル
イナグは、もつれた糸をほぐして布にする女性のことだと、聞いた。
と書かれていました。 http://blog.hamamie.jp/2006/07/
素敵な文章ですので、ぜひ読んでみてくださいね。
それから、帯は花筏模様です。素敵な刺繍帯です。
にほんブログ村
コメント一覧
金田律子
karin
最新の画像もっと見る
最近の「古布、アンティーク着物」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事