それがあちこちに店が出来るとボリュームは出てくるし、価格は安くなるといいことづくめだ。競争は価格を下げ、質を上げると言った経営者(中内さんだったよーな)は偉かった(笑)。インド料理で言えばほとんどの店がタンドールと呼ばれる窯を備えるようになった。
中には銀座のナイルみたいにインド家庭料理を標榜し、タンドールを持たないことを売りにする店もある。でもこの間ナイルのオヤジと話をしていて『日本で一番のタンドールがどこにあるか知ってる?』と言われた。え、どこの店だろうと答えを促したら・・・『ウチの家の』・・・おやぢ、えーから、それ店に作れよ、まったく(笑)。
チャパティやロティも好きだが、ふっくらカリカリのナンとカレーの組み合わせは捨てがたい。そこで止めておけばいいのだが、そこは日本人。やっぱりご飯も欲しい。外部の事務所勤務時代はたまにインド料理屋に行ったが、当時カレーにはどちらかしかつかない。そこで小食な同僚オガワにはナンを頼んでもらい、自分はご飯。オガワの残したナンとご飯の両方を食べていたおかげで重石?を背負って歩くことになる。
それが競争の激化で多くのインドレストランでは両方を出すようになった。しかも激戦地中央線沿線ではどちらもお替り自由。中にはナンじゃこれはという巨大なナン(シャレに非ず。↓ 見てね)を出し、それすらお替りの出来る店もある。
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これにご飯を合わせ、ご飯の上には大好きな豆せんべいのパパッドを載せてカレーを食べると・・・美味い・・・けど、メッチャ危険な食べ物になる(笑)
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実はこの巨大ナンの下にご飯が隠れている。お替りのご飯は最初についてきた量より多いし・・・そのサービス要りません(笑)嬉しかったけど。西荻窪アイ=オーヴンにて。
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