電車が止まって、普段乗らない人が車を利用した。まぁそれは判るが乗って行っても止める所が無いのが東京である。11日、友人の一人は和光市から月島の自宅に付いたら夜中の2時だったそうだ。これでは気軽に乗る気にはならん。
では、ドライバー達の買い占め?押し入れにしまっておけるトイレットペーパーと違い、買っても車のタンク容量までだ。家庭にジェリ缶を持っている奴が何人いるか。これも理由としては弱い。
ネットによるとガソリンの生産は大手5社でほぼ100%だという。2007年しか見つからなかったが5社のシェアはかっこの内の数字である。また各社のHPから地震により停止、もしくは生産量が落ちた製油所は下記の通りである。
①日鉱日石(37%)
仙台・鹿島停止、大阪は定期修理で停止中、根岸は21日から再開。
②エクソン・モービル(18%)
休止していた千葉18日・川崎は19日より工場フル稼働
③昭和シェル(17%)
フル稼働中
④出光(15%)
特に問題無し
⑤コスモ(12%)
火事で千葉製油所停止(但し千葉生産量の1/3を他が増産)
生産量が落ちたことは確かだ。特に最大手のENEOSが仙台、鹿島を停止しており、道路状況の悪化で被災地にガソリンが無い事は妥当性あり(理由が妥当という意味ですぜ。欠品が妥当ではない)と思った。また神奈川と千葉の生産量低下では関東が品不足になる事は充分考えられる。ふぅむ。
ガソリンの備蓄を67日分から45日まで切り崩したのは昨日の3月22日の事だ。驚くことに練馬のGSでは今日23日、長蛇の列は消えていた。切り崩し分が1日で行き渡ったと考えるほどぼーずは楽天主義ではない。むしろ胡散臭さを感じてしまう。
ガソリンが市場に行き渡れば値が下がりかねない。慌てて隠匿分を出荷した卸業者がいないとは言い切れないのでは?政府は売り惜しみには罰則と言うが、ちゃんと検証しないと何が原因かは判らない。今後の危機回避を考える上でも市場の検証は不可避だと思うのだ。
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