96時間と言う映画があった。誘拐された人質が無事であると考えられるリミットと作中で述べられていたが真偽のほどは定かでない。これが山のニャンコだともっと過酷で48時間がリミットという気がする。48時間誰も見ていないニャンコがその後、元気に現れることはまず無い。やっぱりハードな生活だなぁ。
いずれこの日が来るというのは充分に覚悟していた。ただ先月に死んだサバ吉と違い、このさくら姐さんは元気一杯で毛艶も良し、まだまだ元気だと思っていただけに大ショック。9日の夕方、無事を確認してから10日~11日と丸二日誰も姿を見ていない。今までのケースからすればまずアウトの確立が高い。
さくらというのは無論通り名ではない。ノラだけど不妊手術を受けてます(だから捕獲するんじゃねーよ)マークである耳先の切欠きが桜の花弁を思わせるので僕が勝手にそう付けたものだ。古くからのネコ婆ちゃん達は『おかーちゃん』と呼ぶ。手術を受けるまではその場所で何匹も子育てをしてきたベテラン母猫だそうな。
元々この広場の住猫(ジュウニャンと読んでね)は3匹だった。ボスだった茶トラのチャトくんが14年の秋に居なくなり、今年の1月にサバ吉とオスが立て続けに消えたところだった。とにかくマイペースなニャンコで、真夏以外は膝から胸にぶら下がると1時間は降りない(笑)
写真はカイロをお腹に付けたところ。真夏の暑苦しい時以外はこの位置がお気に入りのポイントであった。それどころか寒風が吹き出すと二人羽織状態に(笑)。普段は前足2本を出しているのに、この時は顔だけ出して防寒着に入りご機嫌だった。
夏場はさすがに暑いのか挨拶程度に乗ってくるだけだったが、この頃のお気に入りはマッサージ(笑)。木陰の机にタオルを敷いてやると喜んで伸びていた。『あ、もうちょい上ね。そこそこ』みたいに気に入ったポイントを触ると極楽顔をしてくれるのがケッサクだった。
兎に角、猫らしくないニャンコだった。顔を覚えるのが早くて、慣れたらすぐ膝に乗ってくる。もしネコキャバがあればトップ指名を取っていたと思う(笑)。もうちょい遊んで欲しかったな。
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