とは言え、スズメ百まで･･･似たようなことをやってしまうことがある。それは鍋で作る料理、カレーが多いかな。食い意地が張ってるんで2日目の味が落ち着いたやつを食べると、つい食い尽くすのが惜しくなり具を足してしまう。大抵はそこで終わるが、カレーベースにカレー粉を足すともうダメ。無間地獄(無限かもwww)の始まりとなる。
いい歳なんで、もうやらんと思っていたのに･･･やってしまった。事の始まりは寒くなったので豚汁でも作るかと思ったことだった。つい面倒になり、下茹でした里芋を買って来たのがいけなかった。ねっとり感が足らず『これがまっとうな里芋かい』という味だったので泥付きを購入する。筆者は里芋を包丁で剥かず、皮をこそげ取る方が好きなので結構な手間がかかった。
下茹でも終わり、鍋に入れようとしたがちょっと入れる余裕がない。里芋買い過ぎたかな。ワンコが不満げに見ているのは『ネギなんて入れたら、ウチが食えんやないか』という文句があるから(笑)。取り敢えず大鍋…というか、ホウロウの寸胴に移し替えた。今度は余裕あり過ぎじゃないか。
で、出汁を足し、肉を足ししているうちにこっちも鍋の半分に迫る。こうなったらヤケだ『やっぱ、豚汁はイリコ出汁だよな』『舞茸入れよう』『蓮根追加』『低カロリー化のためコンニャク増量』とやっているうちに寸胴も八分目を超えた。味噌を溶き入れると･･･美味いじゃないか(笑)
汁椀でなくドンブリで食っていたらこの寸胴一杯の豚汁がすぐに消えた。これがイカンのやと後悔しても遅い。途中経過の写真はあるのに完成品がないのはいかに早く食ってしまったと言うことだな。今は当分豚汁を見たくない気分である。
