亀谷金牡丹

亀谷金牡丹は大型で天葉が極黄であがるのが特徴じゃないの？

そうなんです。私が見てきた亀谷金牡丹はほとんどがそうでした。

(仮)亀谷さんは一つの金牡丹を何十年もかけて増やしていき、それからの増え芽を四国山草園主が直接仕入れてきています。

何年かに一度、仕入れに行ってくると噂を聞きつけると、そろそろはいったかな？と目星をつけて園に行くと入っていたり、入っていなかったり。

仕入れてきたばかりの亀谷金牡丹は、天葉は青く、あの極黄で上がる亀谷金牡丹？と疑ってしまうくらいです。

さて、この亀谷金牡丹を見ると、うーん、違うんじゃないの？ラベルを見てよ、亀谷って小さく入ってじゃん。ラベルで買っちゃダメだよー。

なんて、言われてしまいそうです。

何年か前、園主が仕入れに行ってる日に園に遊びに行ってしまい、それならと、帰ってくるのをずーっと待っていました。帰ってくるなり見せてもらい、この子を選ばせてもらいました。大きいのもあったのですが、遠慮して小さいが天葉の色が変わっていたのを覚えています。

変わっているのを選んだ結果、天葉が白く上がってくるようになりました。

金牡丹は同じ分け木でも、変化することが多く、この変化が金牡丹、黒牡丹栽培の楽しみの一つで、私はそれにドップリとハマってしまいました。

ただ、この子はなかなか大きくならなくて、葉持ちもなかなか気難しい所があります。大きな亀谷金牡丹が欲しいなー。