セバの祖父は、面白い人でした。祖母は、まじめで不器用ですが、優しい人でした。いなくなってぽっかり開いた穴は、今でも埋まる事はなく、ことあるごとに思い出します。『今の言い方、洗ちゃんみたいだね』とか『焼き茄子は、ばあちゃんが良く作ってくれた』とか。いつかは、祖父母のことを直接知っている人もいなくなり、思い出す人もいなくなり、ましてや会話に良く出てくることもなくなり、忘れ去られていくのかなっと思うとなんだか切なくなります。自分の両親も自分自身もそうなるのでしょうね。歴史の本に残ることなんかは更々望みませんが、出来れば直接知っている人には忘れて欲しくないし、忘れないようにしたいと思っています。年に2回しか会いにいけませんが、いつまでも常に使う記憶の回路に置いておけるようにしたいと願います。セバには、まだ存命な祖母が名古屋にいます。もう何年も会えない状態です。今年数えで100歳になりました。小さい頃は、良く泊まりに行き、良く遊んでもらい、感謝し片時も忘れたことはありません。もう、あまり意識もなく、分からなくなってきているようです。会いにいけないことに罪を感じています。人には、そんなに沢山のことはできる訳ではなく、少なくとも自分の回りの人にだけは、そんな気持ちにならないようにしていきたいと思います。
そんな気持ちのセバの横で、こんなシュークリームを頬張っている王子を見ると、自分は幸せだなっと思い、フフフっと笑ってしまいます。ル・ジャルダン・ゴロワ東中野店『エッフェル生シュー』です。中にカスタードも入っているそうです。
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