最後の登校日

昨日は1年生最後の登校日。

保育実習の事後指導、
宿泊研修会の事前指導、
教室移動と離任式、学活。


結局、先生方の申し出が生かされて
離任式が行われました。
7人の退職ですので、
やってよかったと思うけど、
なんか異様な空間だったな。
退職者が多すぎて。


最後の学活で、
挨拶をして、
最後の最後にルーズリーフの手紙集と
小さな鉢花の集まった大きなかごをもらいました。

もらった手紙たちを見ると、
多くの学生が1月には退職を知っていたようで、
「信じられなかった」
「なんでって思った」
「裏切られた気持ちだった」
「先生が逃げるんだって思った」

けれども、時間がたつ中で
自分たちなりに消化したんだな。
今日、突然退職を宣言！みたいにならなくて、
よかったんだと思う。
出来事を受け止めて、咀嚼して、
自分の中で消化するには、
時間が必要なのだ。


「先生が選んだ道だから、仕方ない」
「先生は戦ってくれてた」
「最初は納得できなかったけど、今はただ感謝している」
「私たちは学校もう一年頑張るから、
先生も頑張ってください」


私のところに直接聞きに来たのが2月中旬だから、
その間も学生同士は話していたのかも。
いろんな先生にカマかけて、
その反応から「やっぱり本当なんだ」って思った、
そう書いてた学生もいた。

学生を、
まだまだコドモだなって思ってたけど、
結構育っているんだな。

でも
「複雑だ」
「今はまだ納得できない」と
書いてきた学生もいた。
これでいいんだと思う。
正直な気持ちを、
ぶつけてきてくれる彼女たちが、
手を焼いたけど大好きだ。

「卒業式で名前を呼んでほしかった」
「卒業式には絶対来てほしい」
「結婚式には出てほしい」（笑）
この先も、少しでもかかわっていけたら、幸せ。
学生たちが、同じ「保育」の世界に
やってきてくれるのを待っている。


4月からは幼稚園の先生。
学生たちにも恥ずかしくないように、
頑張っていかなきゃな！！