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どれも楽しみたい欲張りな私の ☆息ギレ?日記☆

グループ通園に思う

2006-02-19 17:53:44 | 日々のこと
滋賀県で、園児二人が同級生の母親によって
命を絶たれるという事件がおきた。

このあたりの地域では、グループ通園といって
家が近所の子ども達と保護者がグループを作り、
グループ内の保護者が交代で子どもたちの送迎を担っていたようだ。
また、このシステムは、保護者内で発生したものではなく
幼稚園が推奨していた形のようだ。

グループ通園のメリットってなんなんだろう。
保護者の送迎の負担を軽くする?
近所の子どもたちの間の交流を深める?
なんか大人の都合だよな~って感じる。
だって子ども同士は、園でしっかり交流するわけだから。

逆にデメリットを考えてみると、
「他の子の命を預かる」という保護者の心理的負担の大きさ、
自分の子どもが園を休むときの当番の回し方などが挙げられる。
そしてこの心理的負担とは、保護者によって感じ方が
大きく異なるもののような気がする。

加害者の女性はグループ通園を苦痛に感じ、
個人での送迎を望んでいたが、
園からの強い勧めもあり、グループ通園に参加したようだ。
それまでも自分の子どもが園になじめていないという不安をもっており、
幾度となく女性は園に相談していた。

園としてはグループ登園によって
近所の親子との交流を図ってもらいたかったのだろう
(もちろん、足並みをそろえてもらいたいという思いも強かっただろうけど)。
それはとても理解できるのだけど(グループ登園の是非はともかく)、
その後のフォローってあったのだろうか。
ただグループの中に加害者とその娘を組み込んで、
それで終わり!!ってなってなかったのだろうか、と
つい思ってしまう。

もちろん、この事件自体はとても許されることではなく、
被害にあった2人の子ども達とご遺族の気持ちについては
私の想像の及ぶところではない。

でもこういう事件がおきるたびに、
保育者は何ができたのか、考えていかないと…と思うのでした。

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