この頃気になる作家さんの一人
村上さんの昔の作品ですが
これが、なかなかおもしろいのです(笑
「●●の◇◇やすみ」シリーズさながら
関西のノリで、のりつっこみに
つい笑っちゃったり
しんみりしたり
小学3・4年生にぴったりかと
女子より幼い感じのある
このギャングエイジの男子あるあるな感じです
今までは、わいわい集団で遊んでいたのに
なんか、今までと違う友達関係・・・
話の最初も唐突で(笑
「うちのねこのバニラちゃんをもらってくれへん?」
という、友達の守くんのお母さんに対して
主人公たつしのお母さんときたら・・・(大笑
このことをすっかり忘れていたら
これが、実はヒントだったんだ!?
と、最後のほうで気付きました
友達とのやりとり
お兄ちゃんとのやりとり
お兄ちゃんとお手伝いに行くときわ食堂での
やりとり
とてもいいんです
逆に担任の先生とは・・・(笑
友達感、「好き」になるということ
言われていることがわからないこと(笑
経験して気付くこと 等々
「自分」に気付いていく
友達について、考えていくー
そんなリアル感がいいですし
なるほど、そういうことかと、共感してしまいます
やりとりがテンポよく
漫才のようではありますが
おもしろさだけではなく
伝えたい大事なことが
ぎっちり詰まっています
「すすめ!ドクきのこ団」
作:村上 しいこ
絵:中川洋典
文研出版
2011年11月30日初版
1,320円
今日は、1冊だけ💦