吾妻ひでお先生の「失踪日記」を読みました。
面白かったです。世間的感覚で見ても本人にとっても間違いなく悲惨な実体験を、独特のほのぼのコメディタッチで悲壮感を抑えつつ逆に胸にがんと迫る絶妙な間合いで展開させ、漫画としてもルポとしても超一流の上質な作品に仕上げています。やっぱり吾妻先生は天才なんだろうなーなんて。
あとさきレスにとにかく全てを投げ出したいなんて思ったことのある人、酒なしでは生きられないけど酒に殺されそうになっちゃってる人なんかにはもちろん、漫画というメディアの可能性を信じる全ての人にお奨めの作品です。
面白かったです。世間的感覚で見ても本人にとっても間違いなく悲惨な実体験を、独特のほのぼのコメディタッチで悲壮感を抑えつつ逆に胸にがんと迫る絶妙な間合いで展開させ、漫画としてもルポとしても超一流の上質な作品に仕上げています。やっぱり吾妻先生は天才なんだろうなーなんて。
あとさきレスにとにかく全てを投げ出したいなんて思ったことのある人、酒なしでは生きられないけど酒に殺されそうになっちゃってる人なんかにはもちろん、漫画というメディアの可能性を信じる全ての人にお奨めの作品です。
吾妻ひでお氏の漫画は大ファンでした。
何やってたのか興味津々…。
この本は凄いですよー。
吾妻先生ファンの方は必読、そうでない漫画好きの方にも是非お奨めです。
こういう作品に出会うと、漫画というメディアの果てしない可能性を実感してうきうきします。
吾妻ひでおのコミカルな絵と絶妙なコメディタッチな味付けで見過ごしてしまいがちですが、その内容は凄みが感じられます。
漫画家という仕事が肉体的にも精神的にも過酷なモノであるということが感じられる1冊ですね。
この本は凄いですよねー。凄惨な内容を敢えてコミカルに描きつつ絶妙な間でより深みを加えるという、凄まじいまでに高度なことをさらりとやっている感じがします。うーむ、こういうのって天賦の才なんでしょうね。
おっしゃる通り漫画家ってのは本当に過酷で、でもガス屋もホームレスもアル中患者もどうにも大変で、なんだかやっぱり楽な職業なんてのはないんでしょうねー。