本日発売の森薫先生「乙嫁語り」9巻を読みました。
いやもう、あらゆる面で素晴らしい作品です。面白かったー!
美術品のように緻密で美しい絵、中央アジアのリアルな生活描写、生き生きと躍動するキャラクター達、心臓がキューンとなるような絶妙な心理描写、すべてが完璧で一話読むごとにはふうううと心が癒されます。
本作品は19世紀の中央アジアを舞台に、人々の暮らしや文化を描く歴史日常漫画です。
本巻では婚約に向けたパリヤさんのドタバタがメインになっています。
パリヤさんは働き者で超健康、努力家で心優しくパン焼きの名人という素晴らしい娘さんです。
しかし極度のあがり症で、人と話すと不機嫌でつっけんどんに見られてしまうのが玉に瑕。
そのために誤解され、これまで幾多のお合いを断られてきました。
そんなパリヤさんに新たな縁談が舞い込みます。
極度の緊張で挙動不審にのたうちまわるパリヤさんは、無事婚約を勝ち取ることができるのか。
うう・・・パリヤさんの心の声があるあるすぎて、他人とは思えないでやんすよ。
中央アジアの厳しい自然と闘いながら、強く明るく生きる人々の日常を輝くように描ききる名作です。
連載第一回から読んでいます。
「カルルクさん早く成長しないかなー」なんて、時が速く過ぎるのを期待した事もあります。
色々主人公が変わりましたね。
次のお話は誰になるのか、楽しみです。
パリヤさんの色々な面で見せる、不器用な部分がまるで私のようだ…なんて良く思いながら読んでました。
こんにちは!
第1話から雑誌で読んでいるとは流石ですね。
おいらは単行本からですが、読む度に新しい発見があり何回読み返したか分かりません。kindle版が出た時には全巻買い直して毎日通勤電車の中で中央アジアに飛んでました。
パリヤさんの不器用で自虐的なところがおいらに似すぎてて、とても他人とは思えません。
ウマル君が素晴らしい人物で本当に良かった、この二人なら絶対に大丈夫と何やら肩の荷が降りた気持ちです。(^_^)