ケセランパサラン読書記 ーそして私の日々ー

◇ 映画『リリーのすべて』 KLMの機内で観た映画

最近観た映画に出演していたこの人、他の映画で観たはずなのに、何という映画か思い出せない。

名前を調べたら、エディ・レッドメインEddie Redmayne という。
それでウキペディアで検索し、彼の出演していた映画のタイトルを調べても思い出せない。

映画好き友人MIHOKOちゃんに、この写真をラインに貼り付けて、この人はなんの映画に出てるか知ってる?と訊ねてみた。

即答でした!
「『リリーのすべて』でしょー! 飛行機で観てたじゃん!!良い映画だって散々、言ってたよー」と言われてしまった。
そうなんです。
「飛行機で観てたじゃん」のひと言で、突如、記憶が甦りました。
MIHOKOちゃんと、イタリア、ドイツ、チェコの旅へ行ったとき、機内で観た映画だったと、とようやく思い出したのであります。(^_^;)

で、その映画を紹介!

映画『リリーのすべて』

 

ほぼ実話に基づいた原作があって、世界初の性適合手術を受けた画家リリー・エルベを題材に、デヴィット・エバーショフの小説『The Danish Girl』です。
2003年に翻訳が出版されていて『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』(講談社)という邦訳名。なんと、無粋!
ほんと、翻訳にはもっと繊細に拘ってほしいものです。
それで、この映画『リリーのすべて』の上映に合わせて、書名タイトルを映画と同じに変えたらしい。


因みに映画『リリーのすべて』の原題も小説と同じ『The Danish Girl』。直訳すると<デンマークの少女>です。
リリー・エルベは実在のデンマークの画家ですが、手術後にリリー・エルベと改名しており出生名は出生名はアイナー・モーウンス・ヴィーグナー( Einar Mogens Wegener)。

映画でも描かれているように、アイナーは、同じデンマーク王立美術院で学んだゲルダ・ゴトリブと結婚し、ある時ゲルダの絵のモデルが現れず、ゲルダにそのモデルの代わりにスッとキングをつけヒールの靴を履いたことがきっかけで、性同一性障害だと自覚していく。

映画でのリリー役エディ・レッドメインもとても美しいんだけれど、実物のリリー・エルベも美しい。
写真が残っている。(ウキィペディアから拝借)

 

<追記>

最近、エディ・レッドメイン主演で観たのは『大聖堂』。
『ブーリン家の姉妹』にも出演していたようだけれど、ここではあまり出演場面が多くなかったのか、私はまったく気付かなかった。
どちらもイギリスの歴史物ですが、両方とも、見応えはあった。

映画 「大聖堂」

 

 

 

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