『マルクス・エンゲルス 』
この映画で注目しちゃったのは、ドイツ語、フランス語、英語が、そのシーンごと、自在に喋られていることだ。
実際、マルクスはフランスの国境近くのトリアーの人だから、ドイツ語もフランス語、自在に話せただろう。
先日、オーストリアを舞台にした『A HIDDEN LIFE』、邦題『名もなき生涯』を観た。
この映画、エキストラと思える村民はみなドイツ語なんだけど、主要メンバーは全員英語。
すごく違和感がある。
ハリウッドが絡んでいても、そのシュチエーションの言語でやってもらいたいものだ。
ルーマニア人やノールウエィ人やロシア人やナチドイツ人が、英語でし喋っていたらそれだけで興醒めだ。
英語でローラーをかけるのは、ほんと止めてもらいたい。
そこのところのみ、この『マルクス・エンゲルス』は、すごく評価できる映画でした!!(^_^)v
<追記>
ノールウエィのTVドラマ『SKAM』が国際的に評価された要因のひとつは、ノールウエイ語を世界に知らしめたことだという。
これって、とての大事なことだと思う。
<追記2>
ハリウッド映画で、日本人役の役者が頭を下げて礼ばっかりしていて、これ本当に日本人?と疑うような演技をしているものがある。
これって、どうなの?と思う。
更に言えば世界の三船の演技でも思っていたけれど、近年の『ラストサムライ』の渡辺謙、真田広之、彼らには、演出される所作は日本の文化にはないと、はっきり言って欲しいものだ。