Hiro in London『倫敦旅録(ろんどんたびろく)』

ブリティッシュロックとエールが大好き。

1020.戦艦大和 神風特攻隊

2023-02-12 20:48:43 | 車・ドライブ
今年に入って蕎麦屋巡りをしていた。
無理矢理にでも土日に外に出るよう自分に仕掛けていた。

蕎麦で勝負してる人たちの勢いにつられて、少しずつだが
外に出なきゃいけない、と思うようにもなってきていた。

で、阿蘇方面を中心に結構フォレスターと出かけた。

最近よく見てるyoutubeの女性がジムニーで休日車中泊で
アクティブにあちこち行く動画にもかなり影響を受けてて
この週末は、少し距離を伸ばしてみようと思った。

ちょうど、アクティブさで憧れてる人から「ここ良いよ」
と言われた枕崎の火の神公園のキャンプ場に下見に行く
アイディアを思いついた。
500kmちょっと、往復7,8時間と、昔乗ってたバイク
R1100RTなら、手頃な日帰りプランとなりそうな距離で
ある。

、、、これはバイク乗りにしかわからんことかもしれ
   ないけど、、、
   BMWのバイクなら500kmってのは週末の日帰り
   ツーリングに「ちょうどいいんぢゃない?」と
   いう距離なんだけど、年取ったのもあるけど、
   車だと、ちと遠いんだ。

土曜の朝、9時に部屋を出て、一路鹿児島へ、、、

余裕の日帰りプラン!

で、途中、道の駅 川辺 で休憩、昼食をとって
目的地 火の神公園キャンプ場に到着!

到着直前に 目印の 立神岩も確認!


なるほど、ここが奇跡のフリーサイトか!?


、、、で、ここまでは予定どおりだったんだけど、、、

ここの近くに(歩いて行ける距離)、戦艦大和関係の史跡があると
グーグルが言った、、、

行ってみると、、、記念碑が沢山建っていて、なんと、、、
ここから南西の方角に戦艦大和が沈んでいると記されていた。


しばらくその方角の海を見つめた、、、。

それからグーグルが、ここから30分程の知覧に神風特攻隊の
記念館
があると言ってきた、、、

行ってみようと思った。

零戦、1式(隼)4式(疾風:はやて)を見ることができた。

結論を先に書くと、、、
ここは日本に生まれた男子は皆行くべきところだと思った。

ここに着くまで、「客は僕一人かもしれないな、、、」位の
つもりでいったら、、、100人以上はいた、、、
しかも意外に若いカップルが多かった、、、

4式 疾風 のまわりに技術者の様な人たちが7,8人、いた。
疾風のエンジンに触りながら何やら意見を言い合っている、
「レプリカの修理かな、、、」そう思って、聞いてみた、、
「これ、レプリカですよね、、、」
「いや、本物です、、、」

息が止まった、、、

目の前のに実在するエンジンを触っている人たちのまわりに、
CGでやや透き通った”当時のエンジニア”たちがそこにいて、
一緒に作業をしているかのような錯覚を覚えた、、、

泣きそうになった、、、

、、、なんか、感極まってしまって、、帰りそびれた、、、

ググると、、、
 (なんかグーグルの手のひらで動いてる感がいなめない、)
すぐ近くに宿があったので、そこをとって、明日ゆっくり
帰ることにした、、、

で、宿で一休みして、宿の近くの居酒屋へ、、、

めっちゃ当たり! 美味い、この店!!
焼き鳥、煮込み、寿司、と頼むも、全て美味い!!!

こんなことがあるんだな、、、

「特攻隊の方々に食べてもらいたいな、飲んでもらいたいな」
1人、そんな夜を過ごした、、、

翌朝、帰るだけののんびりドライブ、、、出発、、、

指宿スカイラインを流してると、展望所があった、、、


ほぼ同時に入ってきた人に声をかけると、東京から来てて、
今日、この後、知覧の特攻隊記念館に行く予定とのこと!

「昨日行ってきたんですよ!」と、思いがあふれ出してしまった。

小一時間ほど色々話しながら展望所を回ったりして過ごした。


ちょっとキャンプ場の下見に行ってすぐ帰る予定のドライブが
1泊で、しかも日本近代史のとても大切な部分を学べる機会と
なった。

動かなきゃダメだ、、、

目的や理屈はいいから、ともかく動かなきゃだめだ、、、

俺の人生、あとどれだけ自由に動けるのか、時間は限られて
いるだろうが、ともかく、動かなきゃ、何も知らないままで
終わってしまう、、、

自分の意思で行きたいところ行ける、やりたいことができる、
そんな人生を手にしているのに、、、なんだ君は、、、

そう言われてるように感じた二日間だった、、、








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