2月最後の土曜日、やや曇り。
8時過ぎ、フォレスターで鹿児島に向けて出発した。
先々週に知覧の特攻平和会館へ行ったことを、初心者向けの
キャンプ場として枕崎を勧めてくれた方に報告した。
「1020.戦艦大和 神風特攻隊」に書いたとおり、
「枕崎のキャンプ場へ行ったら、戦艦大和に関する碑があって、
そこから特攻平和会館を知り、行ってきました。すごい感銘を
受けました。」といったことを告げた。
すると、その方が
「先週枕崎でキャンプして、翌日、特攻平和会館へ立ち寄った。
その際に近くに母ヶ岳という名の山があると知り登ってきた。
山頂からは特攻のあった辺りを見下ろすことができた。
それでふと思ったんだが、ひょっとしたら、この山の名前と
名前と特攻って何か関連があるんじゃないかな。」
鳥肌が立った。
「基地に近寄れない母親がそこから見ていたことからその名が
ついたのだろうか、、、」
ネットで調べるも、その様な話は出てこなかった。
「現地へ行くしかないな、、、登ってみるか、、、」
私は、登山の経験はなく、ビビりである。
ネットに出てくる写真は、うっそうとした藪の中を登っていく
ものが多かった。
しかも、数日前に知覧小学校の正門前ににイノシシの親子が
現れたとの記事もあった。
経験もなく、登りの脚力や心肺能力にも陰りを感じている今日
この頃である自分には絶対無理、絶対にやめておいた方が良い、
そう思いながら金曜日の夜ベットに入った。
翌朝、とりあえず準備をして登山口まで行ってみて、そこで
「やっぱり無理」と思ったら帰ることにした。
で、絶好調のフォレスターは今日も快適に約3時間程で私を
登山口まで運んできてくれた。
私はここまで車で上がってきたが、下の駐車場には車が
数台止まっていた。
今、数人の登山者がいるということだ、、、
「行くなら、今日しかない。」
靴下を履き足し、スニーカーをトレッキングシューズに履き
替え、リュックに水とパンをいれ、タオルを首に巻き、
帽子をかぶり、出発した。
こんなところへ入っていくのは初めてである。
不安しかない、、、でも、、、なんか楽しい、、、
途中、数人の下山者とすれ違った。
みなさん表情がすごく明るく、
「ど初心者で初登山靴です。」と伝えると、
「途中に急な坂があるけど、ロープにつかまってゆっくり
ゆっくり行けば大丈夫ですよ。」と言われた。
展望石では、お弁当を食べてらっしゃるご夫婦にあった。
「山頂は寒かったからここで食べてます。」とのこと。
30分ちょっとで山頂へ。
360度見渡せる。開聞岳も見えた。風が冷たい。
で、、、あ、ほんとだ、
知覧の特攻のあたりを見下ろすことができる、、、
先々週に枕崎の先端から南西の海を見たときとは違う。
そこに戦艦が見えるわけでもなく、幻を思い描くのと
異なり、そこに飛行場があり、飛び立つのが見えたで
あろう場所、そして見えてしまう距離なのである。
地名が何でなのかはまったく謎だが、そういった行動
をとった人、母親が一人もいなかったとは、この風景
を見てしまうと、言えなくなった。
とりあえず、、、寒い、下りよう、、、
あたりまえだが、下りが大変なのである。
角度がきついところで、ド素人の私はこのロープが
ないと下りれない。
ゆっくり、ゆっくりと下りていく。
空が開けているところでは、なんとも言えない青空が
広がっていた。
登っていくときに途中の展望石でお弁当を食べられて
いたご夫婦に追いついた。
山菜を採りながら下りられていた。
この山のことをいろいろ教えていただいた。
で、母ヶ岳の名の由来についても、私が思ったことを
伝えた上で、何かご存じか聞いてみたところ、、、
「私はそうは思いません、個人的な考えですが、、」
と、ご持論を聞かせていただいた。
私の思っていたこととは真逆というか、とてもユニー
クなお考えを聞かせていただいた。
それから、山菜や開聞岳や、今夜の晩酌の話などを
うかがいながら、ゆっくりと下山していった。
とても意義深く、素敵な一日となった。
私には、も少し、いろいろ勉強や経験が必要だな。
8時過ぎ、フォレスターで鹿児島に向けて出発した。
先々週に知覧の特攻平和会館へ行ったことを、初心者向けの
キャンプ場として枕崎を勧めてくれた方に報告した。
「1020.戦艦大和 神風特攻隊」に書いたとおり、
「枕崎のキャンプ場へ行ったら、戦艦大和に関する碑があって、
そこから特攻平和会館を知り、行ってきました。すごい感銘を
受けました。」といったことを告げた。
すると、その方が
「先週枕崎でキャンプして、翌日、特攻平和会館へ立ち寄った。
その際に近くに母ヶ岳という名の山があると知り登ってきた。
山頂からは特攻のあった辺りを見下ろすことができた。
それでふと思ったんだが、ひょっとしたら、この山の名前と
名前と特攻って何か関連があるんじゃないかな。」
鳥肌が立った。
「基地に近寄れない母親がそこから見ていたことからその名が
ついたのだろうか、、、」
ネットで調べるも、その様な話は出てこなかった。
「現地へ行くしかないな、、、登ってみるか、、、」
私は、登山の経験はなく、ビビりである。
ネットに出てくる写真は、うっそうとした藪の中を登っていく
ものが多かった。
しかも、数日前に知覧小学校の正門前ににイノシシの親子が
現れたとの記事もあった。
経験もなく、登りの脚力や心肺能力にも陰りを感じている今日
この頃である自分には絶対無理、絶対にやめておいた方が良い、
そう思いながら金曜日の夜ベットに入った。
翌朝、とりあえず準備をして登山口まで行ってみて、そこで
「やっぱり無理」と思ったら帰ることにした。
で、絶好調のフォレスターは今日も快適に約3時間程で私を
登山口まで運んできてくれた。
私はここまで車で上がってきたが、下の駐車場には車が
数台止まっていた。
今、数人の登山者がいるということだ、、、
「行くなら、今日しかない。」
靴下を履き足し、スニーカーをトレッキングシューズに履き
替え、リュックに水とパンをいれ、タオルを首に巻き、
帽子をかぶり、出発した。
こんなところへ入っていくのは初めてである。
不安しかない、、、でも、、、なんか楽しい、、、
途中、数人の下山者とすれ違った。
みなさん表情がすごく明るく、
「ど初心者で初登山靴です。」と伝えると、
「途中に急な坂があるけど、ロープにつかまってゆっくり
ゆっくり行けば大丈夫ですよ。」と言われた。
展望石では、お弁当を食べてらっしゃるご夫婦にあった。
「山頂は寒かったからここで食べてます。」とのこと。
30分ちょっとで山頂へ。
360度見渡せる。開聞岳も見えた。風が冷たい。
で、、、あ、ほんとだ、
知覧の特攻のあたりを見下ろすことができる、、、
先々週に枕崎の先端から南西の海を見たときとは違う。
そこに戦艦が見えるわけでもなく、幻を思い描くのと
異なり、そこに飛行場があり、飛び立つのが見えたで
あろう場所、そして見えてしまう距離なのである。
地名が何でなのかはまったく謎だが、そういった行動
をとった人、母親が一人もいなかったとは、この風景
を見てしまうと、言えなくなった。
とりあえず、、、寒い、下りよう、、、
あたりまえだが、下りが大変なのである。
角度がきついところで、ド素人の私はこのロープが
ないと下りれない。
ゆっくり、ゆっくりと下りていく。
空が開けているところでは、なんとも言えない青空が
広がっていた。
登っていくときに途中の展望石でお弁当を食べられて
いたご夫婦に追いついた。
山菜を採りながら下りられていた。
この山のことをいろいろ教えていただいた。
で、母ヶ岳の名の由来についても、私が思ったことを
伝えた上で、何かご存じか聞いてみたところ、、、
「私はそうは思いません、個人的な考えですが、、」
と、ご持論を聞かせていただいた。
私の思っていたこととは真逆というか、とてもユニー
クなお考えを聞かせていただいた。
それから、山菜や開聞岳や、今夜の晩酌の話などを
うかがいながら、ゆっくりと下山していった。
とても意義深く、素敵な一日となった。
私には、も少し、いろいろ勉強や経験が必要だな。