明治時代-10
(明治・大正・昭和)
永井荷風(ながいかふう)
1879年(明治12年)~1959年(昭和34年)
フランス文学、特にゾラの紹介によって自然主義文学に重要な役割を果たす。
アメリカ、フランスに遊学、のち、耽美(たんび)的立場をとる。
代表作に、フランス物語がある。
谷崎純一郎 (たにざき じゅんいちろう)
1886年(明治19年)~1965年(昭和40年)
絢爛(けんらん)たる文体で、女性の官能的な美しさを追求した。永井荷風と共に耽美(たんび)流の作家。
代表作
細雪・春琴抄・痴人の愛・鍵・刺青・卍(まんじ)
谷崎純一郎の小説は多くの作品が映画化され、細雪なんかは何度となくメンバーを変えて映画化されています。多くの人に愛された作品なんですね。
武者小路実篤 (むしゃのこうじ さねあつ)
1885年(明治18年)~1976年(昭和51年)
志賀直哉らと雑誌「白樺」を創刊し、その主流として活躍。小説家・詩人・劇作家・画家。としても自らの個性を活かしきった芸術家として、独自の存在をなす。貴族院勅選議員でもあった。
代表作
友情・お目出たき人・幸福者・愛と死
実篤は、色紙に自分の描いた絵に言葉をつけた作品が多くあります。
私の好きな作品
カボチャとサツマイモの絵に
君は君 我は我也(なり) されど仲よし
玉葱とレモンの絵に
仲良きことは 美しき哉(かな)
綺麗な花の絵に
天に星 地に花 人に愛
が好きです!!
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~