大正時代ー8
(明治・大正・昭和)
林 芙美子(はやし ふみこ)
1903年(明治36年)~ 1951年(昭和26年)小説家。
物心ついた小学生時代に貧しかった生い立ちからか、底辺の庶民を慈しむように描いた作品に名作が多くある。
戦後は、(20年からの6年間)戦争に打ちのめされた庶民の悲しみを、ただひたすらに書きつづけました。
放浪記は、森光子主演の舞台であまりにも有名ですが、舞台回数は前人未到の2017回でした。
主な作品
『放浪記』(1930年) 『清貧の書』(1933年)
『浮雲』(1951年) 『めし』(1951年)
太宰 治(だざい おさむ)
1909年(明治42年)~ 1948年(昭和23年)( 38 歳没) 小説家
自殺未遂や薬物中毒を克服し戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。
没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳らとともに新戯作派、無頼派と称された。38歳で投身自殺した短い生涯は苦悩に満ちたものだったが、作品は権威に対する反逆と、弱いものの見方として愛と真実を求める精神に貫かれており、今なお多くの若者の共感を得ている。
著 書 : 人間失格・斜陽・走れメロス・津軽・お伽草紙
今日も見ていただいて有難うございました。
では又~~