安らぎの里・お絵描き、写真、時々古典

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昭和ー8

2018-05-21 20:33:36 | 古典

昭和ー8

(明治・大正・昭和)

 

 

 

 

 

 

佐藤ハチロウ  1903年(明治36年)~1973年(昭和48年) 70歳没

 

母親への想いなどをうたった叙情的な作風で知られ、2万にもおよぶ詩のうち3千が母に関する詩である。作風に反して私生活は放蕩、奇行が多かった。(それには幼少期のいろんな事情からくるものがあったようだ・・)

 

作品に表現されている「母親への想い」はフィクションだという。童謡に「ちいさい秋みつけた」 「かわいいかくれんぼ」 「うれしいひなまつり」「わらいかわせみに話すなよ」 「お山の杉の子」 「めんこい仔馬」など。歌謡曲に「リンゴの唄」 「長崎の鐘」 「うちの女房にゃ髭がある」 特にサトウハチローが作詞し並木路子が歌い大ヒットした『リンゴの唄』は占領下の日本を象徴する歌となった。

 

ハチロウの「お母さんの詩」は私も大好きで、その中でも一番すきなのは

 

「一番苦手なのは」です。他にも好きなのはいっぱいあります。

 

 

一番苦手なのは  おふくろの涙です

何もいわずに  こっちを見ている  涙です

その涙に   灯りが   ゆれたりしていると

そうして  灯りが  ふくらんでくると ・・・・・
 

・・・・・ これが一番苦手です

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

五味川 純平(ごみかわ じゅんぺい)

1916年(大正5年)~ 1995年(平成7年)79歳没

小説家。旧満州・大連生まれ。

 

 作品

『人間の條件』映画化にもなった。 『自由との契約』『歴史の実験』 『アスファルト・ジャングル』 『孤独の賭け』 『戦争と人間』

 

 

 

 

 

今日も見ていただいて有難うございました。

では又~~