2022年2月
2日(水)曇り
10時歯科にて右上奥歯の継続治療。
新しい機械で治療することになり、少し痛くなるとの事で麻酔注射をされる。
麻酔注射をしたので痛くないのか、痛くはないけど用心のために注射をされたのかはわからなかったが、全く痛くはなかった。
私は高血圧なので歯科治療の前後に血圧を測るのだが上が150を超えていた。血圧の薬を飲むのを少しの間、やめていたからだろう。
特に冬は血管が収縮して、血圧が高くなるので薬は毎日飲むように心がけよう。
午後から晴れてきたので、下の畑にじゃがいもを二畝200個植える。
作業後、寒くなったのでマルチは後日覆うことにする。
プリンターの接続を有線から無線ランに変更していたら、スキャナーが取り込めなくなり、再度有線設定に変更する。
プリンターとのい戦いで、じゃがいもを植えるのと同じ空しい時間を費やす。ああ・・。
夕方、向田邦子さんの弟が書いた「姉貴の尻尾」を読む。
飛行機事故で亡くなった向田邦子さんの遺体を現地で荼毘にふし、遺骨と帰った方だ。
向田さんについて書かれた本はいくつもあるが、現地での遺体の確認、荼毘にふして帰国までのことを書かれたものはないので、現地での情報の錯綜、混乱、文化の違いも含め怒りの感情を押さえつけ懸命に事を進めた内容に胸が痛む。
夜、林芙美子「放浪記」を読み始める。
下関で生まれたと書かれている。
北九州市ことも書かれて私の生活圏に触れられているのがうれしい。
文体も見事で日記形式で斬新だ。
☆彡関係ないけど 村上春樹
➣国境の南、太陽の西より
・目にする風景はいくらか色を取り戻し、月の表面を歩いているような頼りない感覚もだんだん治まってきたようだった。重力が微妙に変化して、自分の体にしっかりとしがみついているものが少しずつ、ひとつひとつ引きちぎられていくのを、僕はまるで他人の身に起こっている出来事をガラス越しに見ているようにぼんやりと感じていた。
【向田邦子さん】
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