2022年1月
10日(月)晴れ成人の日
成人式式典はコロナ渦ではあるが、下関市の三会場において二部制に分け分散されて開催された。
私の成人式の前に、おふくろと大丸に行って、ダーバンスーツを新調したことを思い出す。
まだ覚えているが、スーツのブランドはダーバンで、当時アランドロンがコマーシャルに出ていた。
コートは買ってもらったような気もするが、はっきりと覚えていない。
当時のアランドロンの任期はすごく高く、おふくろも自分もどれに決めようかと迷っているときに、アランドロンが、おふくろと自分の耳元でつぶやいたのだろうと思う。
おふくろは女の子だったら振袖で高いけど男だから安くついたと言ったような記憶もある。
成人式の日の記憶は体育館で式典があり、終わったらすぐに帰ったと思う。
これは次男によく似ている。
今になって昭和9年生まれのおふくろに、成人式はあったのかなと思う。
おふくろの実家は市内の福江であるが、女ばかり続けて四人生まれた四番目で、それから後は男ばかり五人生まれの九人姉弟だから、贅沢はできなかったろうと思う。
終戦後九年経っているが、満足に成人式ができる状況ではなかったかもしれない。
肝焼き息子の私にスーツを新調してくれたおふくろの目に、私はどのように映ったのだろう。
スバルにWRX S-4を車検に出す。
買ってから7年経っているが走行距離は26,000㌔で、年式の割にはあまり走っていない。
今、下取りに出して半年後なら165万円で取ってくれるとのこと。
新型は事故が起こりにくいアイサイトの良いのがついているので、買いたいと思うが、今すぐに買わないとどうこうなるわけではないので、ななかなか話が前に進まない。
とりあえず、車検を通してから考えることにする。
次男がまだ幼くやっと立って歩くようになったころだった。
親父が胃がんになり胃の摘出手術をした後だったので、重湯を食べていたころだった。
親父ががんになったのは、きっちり男の厄年の60歳だったので、もうすでに私は親父のがんを患った年を5年も越したことになる。
重湯はおふくろが親父のために食事の度に、専用の小型の電気窯のようなもので炊いていた。
食卓で親父の座る場所は、裏口からみて一番上座でテレビを背にして座っていたので、おかゆの電気釜は親父と並んで上座においてあり、壁の下にあるコンセント口に刺して使っていた。
ある時次男がヨチヨチ歩きで窯とコンセント口の間を横切って、煮えた重湯が足に被った。
火が付いたように泣き叫ぶ次男を妻は抱え上げ、台所の洗い場で水道水を流し続け熱を続け、病院へ連れて行った。
やけどは治っても、足にやけどの跡が残った。
次男が小さいのでやけどの跡はとても大きくて赤くケロイドのようになっていた。
まだ幼く言葉にならない言葉が大作の口から繰り返し発せられる。
「アッチイ、アッチイ、カイカイ」意味は、熱い熱いおかゆ、だつたのだろう。
幼い心の中で、僕に突然何が起きたのだろう、熱かった、ほんとに熱かった、おかゆは熱いと自分に何度も言い聞かせていたのだろう。
子供が通るかもしれないところに窯のコードをはってコンセントに挿したのは祖母の不注意には違いないが、私が祖父母と同じ年齢、同じ立場になってみるとその時の祖父母の心境も理解できる。
私は次男が火傷をしたときに、危険な窯とコンセントの位置の位置について祖父母を随分と厳しく責めたが、何も言い返してはこなかった。
次男が包帯を巻いているときは足が正常に動くように、火傷の跡を見ると少しでも薄くなるようにと願っていたのだろう。
歯科で左上奥歯の治療。口を開けて治療している最中に看護師が咳をするので嫌だった。多分花粉症なのだろうが、こちらはマスクを外し大きく口を開けた全く無防備な状態なのでどうにもできない。
パチパチうるさいオイルヒーターをセカンドストーリーに30円で引き取り。金額間違いではなく10円玉×3枚の30円。製造から5年経ったら引き取り拒否とのこと。
スズキ・アルトRSターボエンジンがかからなくなる。
バッテリーのプラス電極が著しく腐食している。
ナフコでバッテリーを購入して交換するが、バッテリー端子を固定するねじが腐食して使えないので、バッテリー端子も購入。
妻曰く、家でよかった。ほんとだ。
コロナ感染者下関市本日26人。
山口県岩国市にある米軍基地由来のオミクロン株を県内全域にシフルしたのと同じ。
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