HIRO伝説

乃木坂46&欅坂46のこれからを見届けます!

AKB48を離れるということ。ドキュメンタリー「少女たちは涙の後に何を見る?」!

2013年02月19日 06時00分34秒 | Weblog

先週木曜(2月14日)に秋葉原のAKB48劇場で行なわれたチームA公演にて、仁藤萌乃がグループからの卒業を発表した。今月1日に封切られた映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?」(高橋栄樹監督)では、目標とする先輩を訊かれたAKB48の研究生たちのうち高島祐利奈という子が仁藤の名前をあげていて、「渋いなー」と思ったものである。仁藤はシングル曲でセンターに選ばれたりといったことはなかったが、書道の芸能界一を決めるテレビ番組の企画でグランプリを獲得したり、雑誌で消しゴムはんこの連載をしたりと、職人的な活躍が目立った。ある意味、AKB48というアイドルグループの層の厚さを象徴する存在であったといってもいい。そんな彼女が卒業すると知って、“推し”でなくても寂しく思っているファンは少なくないだろう。



AKB48では、姉妹グループも含めここのところメンバーの卒業発表があいついでいる。前出の映画「DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain」でも、板野友美が2013年中の卒業を発表した。そもそもこの映画自体、「AKB48をやめる」ということが一つのテーマとなっている。その中心はもちろん、昨年8月の東京ドームコンサート公演後に卒業した前田敦子なのだけれども、それだけでなく、さまざまな理由でAKB48から離れたメンバーたちが登場する。なかには、スキャンダルが原因でAKB48としての活動を“辞退”したメンバーも大きくとりあげられている。

おりしも映画公開の直前には、例のスキャンダル報道と本人の“謝罪動画”から、グループ内の「恋愛禁止」という掟、さらにはグループそのもののあり方をめぐってファンのあいだだけでなく広く議論が起きた。それだけに、AKB48のファンとして、この映画をどう受けとめていいのか、鑑賞後もいまだに整理がつかないというのが正直なところだったりする。場面によっては、映画として公開するにはちょっとメンバーには酷ではないかというところさえある。たとえば、活動辞退を決めた平嶋夏海が、握手会のステージでファンに直接あいさつするシーン。その場に居合わせた指原莉乃が、「見てらんない」と口にしたのもわかる。

その指原もまた、過去のスキャンダル発覚をきっかけに福岡のHKT48へと移籍する。

カメラは、深夜のラジオ番組での移籍発表の様子、そして福岡に向かう指原を追うとともに(福岡に到着した際のネガティブな発言がまた彼女らしい)、それを迎えるHKTのメンバーたちの声も収めている。移籍してくる側もそれを受け入れる側も当初は不安げであったが、しかし指原は、年少のメンバーばかりのHKTにあって、ときには指導も行なうお姉さん的なポジションを獲得していくことになる。映画でのインタビューで彼女は、「あのままAKBに残っていたら、居づらくなってきっとやめていた」と、移籍したことは結果的によかったのだと振り返っている。

AKB48は結成から7年が経ち、メンバーの数も増え、冒頭に書いたようにいまや厚い層を形成している。それゆえに、グループ内での自分のポジションがなかなか定まらないうえ、後輩が次々と入ってきて焦りを抱くメンバーも、とくに中堅どころを中心に少なくない。

昨年、AKB48から何人かのメンバーが、国内外の姉妹グループに移籍、あるいは兼任することが決まった。映画では、彼女たちが当初は決定に戸惑いつつも、やがて心機一転のチャンスととらえ直し新天地に向かうさまも記録されている。なかでも印象深いのは高城亜樹だ。昨年6月の「選抜総選挙」で17位と、シングル曲を歌う選抜メンバーから漏れてしまった高城は、順位発表後、会場で泣き崩れる。その姿からは、「総選挙」というシステムの厳しさ、残酷さが伝わってくる。だが数カ月後、インドネシア・ジャカルタのJKT48への移籍の決まった彼女の顔は一転して、晴れ晴れとしていた。

総選挙での涙から、JKT移籍までを追った高城のドキュメントは、まさに「少女たちは涙の後に何を見る?」という映画のサブタイトルそのものだ。同様に、先述したとおりAKBの活動を辞退した平嶋夏海についても、その「涙の後」が本人の口から語られている。久々に秋葉原の街を歩きながら、AKBをやめてから始めたことなどについて話す彼女は、その顔も口ぶりも明るい。

AKB48のドキュメンタリーは、一昨年昨年にも公開されてきたが、今回の新作は、現役メンバーのみならず、グループをやめたメンバーたちも登場するという点で前2作とは一線を画している。両者の言葉をとりあげることによって、AKB48とは何か、ひいてはアイドルとは何かを考えさせるという寸法だ。これはアイドル映画としては、かなり踏みこんだ内容といえるだろう。

そのなかでは、現役メンバーたちから例の掟「恋愛禁止」についても語られている。そこでの篠田麻里子や松井珠理奈の発言には、やや違和感を抱く部分も正直なかったわけではないが、アイドルとしての覚悟はしっかりと感じられた。

さて、今回の映画の最大のハイライトである、前田敦子の卒業までのドキュメントを見ていて、ぼくはふと、目下第2シリーズが放送中のテレビアニメ「AKB0048」を思い出した。アニメでは、未来のアイドルグループAKB0048で、センターを務めながら突如として行方不明となってしまった「13代目前田敦子」が、ことあるごとに回想され、迷える現役メンバーたちを導く役割を担っている。これと同じように映画でも、卒業後の前田の不在が、かえって彼女の存在感を強く抱かせるのだ。

AKB48劇場での卒業公演を前に、秋葉原のあちこちに前田敦子のポスターなどが貼られ、街は彼女一色に染まった。カメラは公演が行なわれた夜、劇場のまわりを大勢の人々が取り巻く様子だけでなく、その喧噪が去った真夜中、ビルに掲示されていた前田のポスターが静かに剥がされてゆく作業の様子まで収めている。その映像はいかにも寂しく、そして今後ここまで街中を巻きこんで熱狂を生み出すメンバーが現れるだろうか、と思わせるに十分だ。

今後、AKB48がどんなふうになっていくのか、映画では次代のホープとして島崎遥香や松井珠理奈らにスポットを当てたり、研究生たちの声をとりあげることによってほのめかされる。だが、当然ながらはっきりしたことは誰にもわからない。かつて「ポスト前田敦子」の呼び声も高かったものの、けっきょく学業優先のためグループをやめた元NMB48(大阪の姉妹グループ)の城恵理子へのインタビューを見ると、やはりセンター候補へのプレッシャーはそうとうなものらしい。

姉妹グループまで含めると、前例のないほど巨大なアイドルグループとなったAKB48。そんなグループの現在に肉迫した今回のドキュメンタリー映画は、将来への希望と不安、人気にともなう恍惚と残酷さ、さらにはアイドルを続けることの幸せと、やめたことでの幸せと、さまざまなことを見せつけ、考えさせる。アイドル映画としては問題作ともいえる本作を、ファンだけでなく、より多くの人に観てもらいたい。


AKB48柏木由紀、2ndソロライブで見せた“アイドルとしてのやさしさ”!

2013年02月19日 05時55分39秒 | Weblog

シングル「ショートケーキ」で2月6日にソロデビューしたAKB48・柏木由紀が、リリースを記念したライブ<柏木由紀 2ndソロライブ 『寝ても覚めてもゆきりんワールド ~夢中にさせちゃうぞっ~』>を2月17日、東京国際フォーラムにて開催した。



今回、柏木由紀にとって2回目のソロライブ。8つの衣装(ダブルアンコールの色違いのTシャツを含む)に身を包み、全18曲を披露した。また、ライブ内では「ショートケーキ」をはじめてフルサイズで披露したほか、生ドラム演奏、ゲストの押尾コータローとの競演、東京国際フォーラムのライブ史上最大となる10mのクレーンを使った演出などを用意。柏木がソロデビューの抱負として語った「AKB48の時とは違う自分をお見せします!」との言葉の通り、新たな柏木由紀の姿を見ることができた公演となった。



直筆で書かれたライブタイトルがステージ横の大型モニターに表示されるなど、開演前から、ゆきりんの温度が感じられるような会場。開演直前のゆきりんによる影アナで、集まった5000人のファンの期待感はいやがうえにも高まっていく。ちなみに今回のライブはシングル「ショートケーキ」購入者限定イベントであり、応募総数は7万件。その中の実に約7%の人だけが参加できたことになる。



始まりを告げる鐘の音が鳴る国際フォーラム ホールA。そんな幸運なファンの前に、ゆきりんワールドへの扉が今、開かれる。


バンドをしたがえてのライブ。しかも、ASKAや浜崎あゆみのライブでもおなじみの江口信夫(Dr.)や、シンガーソングライターとしても活躍する星村麻衣など、錚々たるミュージシャンが顔をそろえている。そんなバンドとともに、シングル「ショートケーキ」を彷彿とさせるリボンと、自身のサインにも入っているハートをあしらい、さらに大型パネルを後方にも設置して映像演出も存分に利用したステージセット。さらに6発のファイアーボールに金・銀テープ、天井からはバルーンが降り注ぐといった特効の数々。1stシングルのリリースイベントといってしまうには、あまりに豪華過ぎるライブである。



「<柏木由紀 2ndソロライブ 『寝ても覚めてもゆきりんワールド ~夢中にさせちゃうぞっ~』>にようこそ! やっ、立ってますね(笑)。1stソロライブをやった時は、『座って観てください』という最初の注意もあり、最初の3曲みなさん座ってたんですよ。それにものすごく緊張した私がいたってのがあったんですけども(笑)、今日は最初からみなさんが立って、すごい盛り上がってくれて嬉しいです。みんな、いや、こんな広い。えー、いっぱい(笑)。ありがとうございます。今日は、2ndソロライブですけども、ソロデビューしてからは初めてのソロコンサートになりますので、みなさんと一緒に楽しい思い出を作れたらと思います。」


「口移しのチョコレート」からはじまったライブ。ゆきりんは曲に合わせてセクシーな表情をしつつも、ソロライブを開催できた喜びが隠せない。続く「遠距離ポスター」と、アップテンポが楽曲が続き、会場は早くも大盛り上がりだ。なお、1stライブと同様、今回もセットリストはソロ曲やAKB48、フレンチ・キス作品から柏木由紀自ら選曲。またステージ演出についても自らアイディアを出したというこだわりだ。


さらに「いつものいきます! いつも、感謝。冷静に、丁寧に、正確に、みんなの夢が叶いますように。AKB、チームB」と、柏木由紀の声でAKB48ファンにはおなじみ、チームBの円陣での掛け声が会場に響く。オーディエンスもそれに声を重ねての「初日」。ゆきりんは「最初の3曲でこんなことになりました。もうね、完璧!」と、ファンとの一体感に満足している様子。


ライブにはスペシャルゲストとして「ショートケーキ」のカップリング曲のひとつ「桜の木になろう」で共演した押尾コータローが登場。自称“巷では無茶なお願いの柏木”と、ゆきりんは押尾に即興演奏をリクエスト。そこで押尾は、この日限定の「“カッコいいゆきりん”をイメージした曲」を披露。途中、フレンチ・キスの「カッコ悪い I love you!」を入れ込むといった遊び心溢れる超絶技巧プレイに大興奮のゆきりんと会場。「またぜひ、なんかやれたら……。」というゆきりんに、「今回、ふたりで(ライブ共演が)できるので、今度はゆきりんに曲を作りたい。」と押尾。するとゆきりんは「ぜひ。私も書く勉強します。秋元さんに教えてもらって。」と、作詞に挑戦することを宣言して、会場を沸かせる。そんな熱が冷めやらぬまま、今度はふたりで「桜の木になろう」をじっくりと聴かせた。

そのほか、「GIVE ME FIVE!」では、ドラムセットに座って叩きながらの生歌披露といった、可愛いだけではない柏木由紀の魅力も再認識させる一方、自分自身のデビュー前からのことが歌詞に描かれている「火山灰」では、会場を埋めたファンひとりひとりの顔を見るように歌いあげて、終盤、感極まって思わず大粒の涙を落とす。また「ジェラシーパンチ」からのメドレーでは、クレーンも登場。「クラス会の後で」でのミステリアスな女の顔で決めた後に、歓声に応えてつい見せてしまういつものゆきりんスマイルや、会場すべての人に手を振らんとするその姿など、ゆきりんの魅力がこれでもかと詰め込まれたライブとなった。

ところで、特筆しておきたいのが、本編最後に披露された「ギンガムチェック」。実はここで、ゆきりんはひとつアドリブを見せている。

曲中、フロアー前方のファンがステージにサイリウムを飛ばしてしまった。ライブの終盤まで握って、ずっと振り続けてきたこともあり、きっと手元から抜けて飛んでいってしまったのであろう、サイリウム。ステージ上の彼女やバンドメンバーに当たれば怪我をしかねない、危険な、ひやりとする一瞬だったが、幸いにもゆきりんの背面を通り、ステージの隅に転がっていった。

もちろん、ゆきりん自身もサイリウムが飛んできたことに気づいたはず。そして間奏では後ろを向いて、ステージの片隅、パフォーマンスに影響ないところに転がったことを確認していた。が、次の瞬間、彼女はそのサイリウムをさりげなく拾い上げ、片手に振りながら歌を続けたのだった。

自らの不注意でサイリウムを飛ばしてしまったファンは、手元からサイリウムが離れた瞬間、とても気まずい想いを抱いたことだろう。これまでの楽しかった時間が一瞬にしてすべて消し飛んでしまうような気持ち、といったほうがいいかもしれない。

アイドルとは、いかなる状況下においても、すべてのファンひとりひとりを笑顔にしてくれる存在である。サイリウムは邪魔にならないところに転がっていたので、拾い上げる必要はなかった。にも関わらず、ゆきりんは拾い上げた。それは、すべてのファンひとりひとり、不注意でサイリウムを飛ばしてしまったことで、周りの笑顔に埋もれながら、ひとり申し訳ない気持ちに沈んでいるファンをも笑顔にするため。

松田聖子や松浦亜弥、そして石川梨華といったアイドルに憧れ、アイドルになることを目標にし、その夢を掴んだ柏木由紀。それは、一生アイドルを続けていきたいという彼女の、アイドルとしてのやさしさが溢れ出している、そんなアドリブだった。

最後のMCで、会場の隅々までを見渡して、心に浮かんだことを言葉に変えていくゆきりん。これからも歌っていきたいと深々と頭を下げる姿に自然発生する大「ゆきりん」コール。温かいファンの声に包まれ、瞳を潤ませた彼女の表情は、まさに感無量。「びっくりするくらい全力で、空回りするくらい頑張る。」と、このライブから、またひとつ新しい柏木由紀の物語は始まっていく。


サルオバサンのG+より( あーやロイド)!

2013年02月19日 05時54分48秒 | Weblog

Kyoko Nishiyama

昨日 23:55 - 一般公開

 
今日2/18(月)のAKB48劇場は、篠田チームAによる
「女性限定公演」でした〜(*⌒▽⌒*)

幼稚園に通っているかな?と思しきお嬢ちゃんから、
サルオバママ?くらいの年配の方まで、幅広い年齢の方が
集ってくださり、チユウ曰く「女子会みたい♡!」

そういえば、女性のファンの方々がくださる声援のこと、
どうして「黄色い〜」って言うのかな?
いずれにしても場内は、ある種「イエローマジック」でした!

さて、今日の「サルオバは聞いてみた(^_-)」はあーやロイド。

Q:「あーやロイドにとっては、初めてのチーム。
  日々先輩から教わることが多いと思うけど、
  改めて1つ紹介してくれる?」

↓ ↓ ↓

前回「聞いてみた」ときにも記しましたが、
あーやロイドの劇場デビューは、
板(ステージ)の上に立つためには不十分でほろ苦かった…。
そう、ご多分に漏れず、「ダンスは未経験だった」から。

それが今回、いろいろ話をしていて、ポロッと
「私、ダンスは得意なので…」と(^_^)b

AKB48、十人十色のメンバーがいますが、
努力して、得意分野を見つける、得意分野にする、
そして、その分野を伸ばす、極めていく…は、
ここの板での成長を感じさせてくれる醍醐味でもあります。


あーやロイドの答え
A:「きれいにみせる」
は、踊り方、表現の仕方のこと、だそうです。

ちなみに、あーやロイドにとってのお手本は、
「仁藤さんです。曲によっても踊り方が違うし、
指先にまで神経が行き届いているから。
私もあぁいうふうに踊れるようになりたいです」と。

サルオバ、昔のことを思い出して、
この「得意…」という言葉に(⌒▽⌒)。

改めて「好きこそものの上手なれ」(^_^)