「この場をお借りして言いたいことがあります。私、大島優子はAKB48を卒業します」
昨年の大晦日、NHK紅白で「恋するフォーチュンクッキー」を歌った後の電撃発表に、会場は騒然とした。
まあ、そうはいっても、ここ最近のAKBに「卒業」はつきもの。「初代センター」の前田敦子(22)をはじめ、篠田麻里子(27)、板野友美(22)など主要メンバーが続々とグループから離れている。大島の卒業も時間の問題だった。
自身のライブではなく、複数のアーティストが集まる紅白歌合戦の場で発表したことが非難の対象にもなっているが、大島にとって、歌手としてのステージはすでに過去の居場所に過ぎないという。冒頭の言葉に続けて、「こうして紅白歌合戦に出場させていただくのも、これが最後になりました。感謝の気持ちを込めて、歌わせていただきます」と話し、ブログでは「いつの日か、女優・大島優子として審査員席に呼ばれるように…」と記述。女優一本での活動を宣言しているのだ。果たして「女優・大島」は通用するのか?
「前田敦子というライバルでありいい反面教師がいるのは強みかもしれない」と話すのは、映画批評家の前田有一氏だ。
「前田敦子も女優宣言しましたが、ご覧の通り苦戦している。ヒットしたのは『クロユリ団地』くらい。それが大島にとってはよいお手本になるでしょう。前田は作品を選り好みしすぎて、結果的にヒット作に恵まれていない一方、大島は『SPEC』『安堂ロイド』など人気作品に出ている。そこですでに差がついています。大島は子役の経験もあって、場数そのものは踏んでいるので、キャリアは長い。ハスキーな声も、映画においては見る人に印象を残す強みのひとつ。大島は筋トレマニアとしても知られていて、『脱ぐことにも抵抗がない』と言っていたと聞いたことがあります。巨乳でスタイルもいいし、その肉体美をスクリーンで披露したら、話題にもなって他のアイドル上がりの女優に差をつけられる。というか、それくらいしないと女優業は厳しいし、甘くない」
ファンによる人気投票がなく、本当の実力が問われる女優の世界。「センター」を取るのは容易なことではない。
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