NMB48の藤江れいな(21)が2日、AKB48から移籍1年を迎えた。先月3日、卒業した山田菜々(23)の後を継ぎチームMの3代目キャプテンに就任。AKB時代を含めてグループ在籍7年という経験を買われたものだが、本人は人生で初めて集団を率いる立場に回った。
藤江は本紙の取材に「大事な場面でかんじゃうのが悪い癖」と苦笑い。過去2人のキャプテンは就任から2年以内に卒業したことから「チームMのキャプテンはすぐ辞める」と言われることもあるが、「私は最高のチームをつくり終えてから卒業しようと思う」と腰を据えてチームを向上させることを誓った。
NMB48の藤江れいな(20)が8日、大阪市内で公開中の主演映画「いつかの、玄関たちと、」(監督勝又悠)の舞台あいさつに臨んだ。1人の女子高生が葛藤とともに成長していく物語。藤江も今春にAKBから移籍しており、「自分の故郷(千葉県)から離れて自立していくお話で今の私と同じ」と映画への思い入れを語った。
移籍から約半年、「今はメンバーも私のことを受け入れてくれている」と感じているが、悩みもある。「若い子が“オバチャン”と呼ぶことと、ももちゃん(木下百花)とはいまだに仲良くなれていないこと」である。「最近は名前すら呼んでもらえない」そうで、自身の誕生日でもある「来年の2月までには名前を呼んでもらえるようになりたい」と力を込めた。