AKB48研究生の峯岸みなみさん(20)が、雑誌「婦人公論」2013年5月7日号の表紙に登場した。
衝撃を与えた「丸刈り」から約3か月、写真家・篠山紀信さんの撮影で、少し髪が伸びた「ベリーショート」の頭をさらけ出した。インタビューでは、断髪時の気持ちやAKBへの熱い思いを赤裸々に語っている。
「今思うと、無知で子どもじみた行為だったのかも」
峯岸さんが表紙を飾った「婦人公論」
「週刊誌に男女交際を報道されて間もなく、独断で丸坊主になり、世間をお騒がせしてしまいました」
丸刈りが少し伸びた頭に鮮やかな赤のワンピースという出で立ちで登場した峯岸さんは、まず騒動について謝罪した。
「恋愛禁止ルール」を破ったため、頭を丸めるという行為は、国内だけでなく、海外でも話題になった。意見の多くは「ここまでするのか」「パワハラの類では」などという批判的なものだった。これに対しては、「今思うと、無知で子どもじみた行為だったのかもしれない」と反省していた。
丸刈りは自分で決断したものだったが、誰かに強制されたのではないかと思った高橋みなみさんは「誰だよーー!」と泣き叫んでいたという。両親、特に母親が女性としてショックを受け、泣いてしまったこともあり、辛かったそうだ。
それでもAKBに残りたかったのは、「芸能界を目指す人はたくさんいます。でも、多くの人に認知してもらえるのは、本当に限られたほんの一握り。そこに私が入れたのは、AKBがあったからだと思っています」「いろんなジャンルのお仕事ができるのも、ここにいるからこそ」とのことだ。
今後の活動については、「研究生として一所懸命に劇場公演に出て、良い意味で変わったことを感じてもらいたい。ウィッグを脱いだこの姿を見てもらいたい。そして、悲しい顔をさせてしまった両親に親孝行したい。いつか多くの人に祝福されAKBを卒業すること、それが今の目標です」と語った。
「日本のアン・ハサウェイとしてがんばって」
丸刈り騒動以降、峯岸さんが頭に何も着けずにメディアに登場するのは初めてで、インターネット上でも大きな話題になっている。
「婦人公論悪趣味すぎる……」「今日発売の婦人公論の表紙は好きじゃない」「気持ち悪いからやめて」など「受け付けない」という声、「あんな神妙に謝罪しといてネタにしちゃうんだもんな(笑)ほんとにシャレにならんことやらかした時は、どう世間に謝るつもりなんだろう」「反省のために坊主になったのかと思いきや反省はしないでちょっとオシャレにしてくるとかわけわからん」「本当に反省してんだったら黙っとけばーか」など怒りの声が上がっている。
一方、「ベリーショートの峯岸みなみ、とっても可愛いと思う♪」「みぃちゃんには日本のアン・ハサウェイとしてがんばってほしい」「こういうのはいいね。ベリーショートでも女の子らしくかわいらしくできるって見せてくれるのは、がん患者にとっても励みになっていい」など、好意的な意見も見られる。