富士と女優

美しいものを見て感性を潤いたいな。

今朝の富士山

2023-05-16 10:38:33 | Weblog

      

富士山検定
     なるほど知識

      富士山の植物について Ⅳ

      ◎山中のハリモミ純林(純林とは?単一種の植物からなる森林)
       山中湖と忍野盆地との間の鷹丸尾溶岩流上、海抜およそ950メ
       -トルのところに位置する。
       先端が針のようにとがった硬い葉を持つ、樹齢250年以上
       の「ハリモミ」が多く生育する密林。
       1917(大正6)年、アメリカの植物学者、ヘンリー・
       ウィルソンがこの地を訪れた際、その美しさを「天下一品」
       と絶賛したことで世界的に有名になった。
       1963(昭和38)年、国の天然記念物に指定される。
       ハリモミは純林をつくることはほとんどないため、この林の
       存在は学術上にも貴重とされている。
       

      ◎狩宿の下馬ザクラ
       静岡県富士宮市狩宿に位置する。
       樹齢800年とも1000年ともいわれる名木。
       品種は「アカメシロバナヤマザクラ」。
       最盛期には目通り(人の目の高さの位置)幹囲
       およそ8.5メートル、高さおよそ35メートル
       もあったといわれるが、台風などの影響で損傷し、
       その樹勢は衰えている。
       1952(昭和27)年、国の特別天然記念物に
       指定される。
       鎌倉幕府の初代将軍・源頼朝が催した巻狩りの本陣
       の設置場所となったとされる井出館(イデカン)の
       前に、この大樹がそびえる。
       “下馬ザクラ”の名は、頼朝が巻狩の際、この木に
       馬をつないでいたという伝説に由来する。
       ほかに「駒止め桜(コマドメザクラ)」「駒繋桜
       (コマツナギザクラ)」という別名もある。
       見頃は4月中旬。花は、淡いピンク色から次第に白色
       へと変化する特徴を持つ。
     
    {富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著2006年発行から

 

 


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