ツツジを観に行ってきました。
関東方面からの車もだいぶ来ており、ツツジもなかなかのものでしたよ。
大室山かと思ったら小室山でしたね。大室山目指していたら通り過ぎて
しまっていた。
今日も美しいですね。
後手後手だった今日の仕事、一晩寝てわすれるぞー。
富士山検定
なるほど知識
富士山で生息が確認されている生物について Ⅲ
◎昆虫
富士山一帯に棲む昆虫の多くは、標高700~1600
メートルの範囲に生息する。
それ以外の地帯では、さまざまな理由によって生息数は
限られる。たとえば標高700メートル以下の山麓地帯
は、都市化、植林地化、ゴルフ場化が進んで自然林が奪
たことが、特色のある昆虫がいないことの原因になって
いる。 また、標高1600~2500メートルの亜高
山帯付近ではフジコブヤハズカミキリやキベリタテハ等
数種の昆虫が確認されるのみにとどまり、さらに標高が
上がると、山麓から風によって吹き上げられたもの以外、
高山地帯でよく見られる「高山チョウ」といった高山性
昆虫がいない。これは、富士山が氷河期以降に新しく成
立した山だからであると考えられている。
昆虫類がもっとも豊かな標高700~1600メートル
の一帯は、大きく落葉広葉樹林の森林帯と、朝霧高原や
北冨士、東冨士の自衛隊演習場などの草原帯のふたつに
分けられ、それぞれの環境に合った昆虫類が生息している。
森林帯は、フジミドリシジミやヒメキマダラヒカゲなど
の森林性チョウ類が見られる。
夏真っ盛りの時期にはエゾゼミなどの鳴き声が響きわたる。
また、草原帯では、ヒメシロチョウ、ウラギンヒョウモン
などというめずらしい草原性チョウ類の生息が確認さ
れている。南アルプスなどと比較して、富士山麓に草原
性昆虫が多いことは大きな特徴のひとつである。
ただし、草原は放っておくと森林になってしまうので、
草刈や野焼きをして既存の環境を保っている。
{富士山検定公式テキスト}富士山検定協会著から
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