今日は地域の河川清掃の日だったので普段の時間帯と同じような
6時半という早起きで一日が始まった。
今朝も天気は晴れ。
朝方は寒さを感じたが現在お昼になっては暑いくらいで半そでポロに
着替えた。半そでは今年最初。
富士山検定
模擬問題(文化・生活編)
第9問 富士の歌を多く詠んだ歌人、若山牧水の移り住んだのは?
①御殿場市 ②沼津市 ③富士宮市 ④鳴沢村
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正解 ②の沼津市
若山牧水(富士に魅せられた歌人)
若山牧水(ワカヤマボクスイ)(1885~1928年)は、宮崎県で医師・若山立蔵(リュウゾウ)
の長男として生まれる。本名は繁(シゲル)。早稲田大学卒業。
歌人として活躍。
自然と旅と酒を愛し、日本全国を放浪した牧水の歌碑は、各地に270基
以上も残っている。
大学時代には、北原白秋と同級生で親交もあった。
冨士山に魅せられた牧水は、長男に旅人、次男には富士人と名づけ、
さらには1920(大正9)年、一家で冨士山を望める沼津の地に移住した。
また、静岡県が計画した千本松原伐採に対しては、新聞に計画反対を寄稿
すると共に運動の先頭に立ち計画を断念させたというエピソードもある。
歌集『海の声』『渓谷集』『山桜の歌』『くろ土』『黒松』に多くの富士山
の歌が収められている。
以下の句は、沼津に移り住む前に詠まれたもの。
雲らみな 東の海に吹き寄せて 富士に風冴ゆ 夕映(ユウバエ)のそら
伊豆の国 戸田(ヘタ)の港ゆ 船出すと はしなく見たれ 富士の高嶺を
以下の句は、沼津の香貫山(カヌキヤマ)の麓に移り住んでから
詠まれたもの。
香貫山 いただきに来て 吾子(アコ)とあそび 久しく居れば 富士晴れにけり
たづね来て 泊まれる人を ゆり起こす 夏めずらしき 今朝の富士見よ
わが登る 天城の山の うしろなる 富士の高きは あふぎ見飽かぬ
天地(アメツチ)の こころあらはに あらはれて 輝けるかも 富士の高嶺は
〔富士山検定公式テキスト〕富士山検定協会著から