あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

RANPO

2017-08-12 | 子ども
夏眠から起きられたのは
子どもたちの頑張りのおかげ
元気です。

昨日は、待ちに待ったサリーの舞台の日♪

私も何か頑張らねばと
裁断したままになってた布
お出かけ当日に仕上げて着ていきたいと
朝からミシンと手縫い頑張りました。
時計チラチラ見ながら、なんとか出来上がった!
championさんから頂いたブローチつけたらいい感じ♪
実はタイムアウトで、スカーフ切りっぱなしぃ(笑)

私、痩せたの♪
わかります?(笑)

ま、それはともかく
江戸川乱歩の世界感
楽しみでした。

子どもの頃、乱歩はよくドラマでやっていました。
妹が、乱歩好きだったのです。
子ども向けの江戸川乱歩の本は
制覇してた。
ふたりで推理小説の犯人当てをして
私の予測はいつも外れ、妹に笑われました。
姉の面目まるつぶれのまま、現在に至ります。

江戸川乱歩の名前の由来は
エドガー.アラン.ポーからきてるということ
懐かしく思い出しました。

そうそう、そんな乱歩の世界を
サリーが演じるというのですから
私も、40年以上ぶりに乱歩を読みました。

昔、角川文庫や角川映画の全盛期
読んでから見るか
見てから読むか
というキャッチフレーズがありましたが

乱歩は、先に読むことにしたのです。
深く味わうには、大元のあらすじを知ってから
挑みたかったのです。

新宿御苑で降りて歩いて行くと

文明堂を見つけました。カステラの文明堂!
南蛮ぽいシルエットの飾りが、レトロっぽい。
感動してたら、
あらあら
そのそばにありました。

シアターサンモール!

この文字までもが、乱歩のオドロオドロシサを感じる。

建物が素敵でしょ?右のほうです。

それから階段をおりると看板が!

当たり前なのに、感動するんですよ。
こうやって、お金をいただいて演劇ができるなんて。

席に着くと、舞台には
人間椅子に使われるであろう椅子がありました。
それが、先日ブログに書いた椅子に形も色も似てて
びっくりしました。
私の人間椅子のイメージ、間違ってなかった。

乱歩の世界を若者たちが次々に演じ始め
この中で、サリーはどう演じて行くのか心配もありましたが
サリーは、必死で頑張ってきたのを、感じました。
この稽古の期間に会ったのですが
ちょっと辛そうに見えて心配だったのです。
でも、それは必要なことだと思い
完成を待っていたのでした。

今回で、舞台は3回目になりますが
劇場もどんどん大きくなり
今回は1人として知る人のいないメンバーの中に飛び込み
必死で作り上げていったサリーの頑張りを感じました。
これからも、仕事の機会に恵まれれば
どんどん力をつけて行くだろうと思いました。

そうそう、人間椅子の奥様の佳子になったのですが
その衣装が、私が作ったワンピースだったのには
嬉し恥ずかしでした。
サリーの体に合わせて、2回もダメ出しされましたが
おかげで、とてもシルエットが綺麗にでたのです。
佳子の心の動揺を、よく演じていたと思います。
やはり、読んでから見てよかった。

明後日、もう一回見ます。
今度は、サリーの出番もわかるので
もっと深く味わえると思います。
稽古より、舞台に出る方がより完成されて行くと思います。
楽しみです。

劇場を出てからの景色


劇場をここに選んだセンスを感じましたよ。

私も、気持ちだけは若奥様の佳子
姿勢を整え、ゆっくり歩いてみました。
江戸川乱歩ワールドをひきづっていたい。

バタバタとしていた子育て時代
こうやって自分の歩きたい速度で歩ける日が来るなんて

幸せです。