越前ソバ食べ歩き
知らなかったわ ４日前に来た「越前和紙の里」が この先に有っ
たなんて
そうなの ４日前に越前和紙の手漉きでハガキを作ったばかりなの
それに それによ！
「タケフナイフビレッジ」が目の前に・・・
そうなの 以前にナイフを作ってる行程が 見られる所の
いやあ 知らなかったわ
この辺りで何度も来てたなんて・・・
今日のツアーに参加して 良かったわ
いつもバスで目的地に来ても 位置関係がなかなか・・・ね
「万葉の里」なんて 富山の高岡の方だとばかり 思ってたの
万葉集に所縁の深い「味真野苑」を後にして
わたし達は次の「めん茶房さえずり」へ
この「めん茶房さえずり」は 福井市内に有るらしいの
出来たばかりの新幹線「武生の駅」を 横目に見ながら バスは
福井へ・・・とね
そうなの 北陸新幹線も 金沢から先の敦賀までは 殆ど出来上
がってるみたいなの
でも開通は 来年になるみたいね
運命
人の定めとは
人 それぞれに
人の行く末
好むと好まざるとに 関わらず
己を 翻弄する
逆らえど もがけど 如何せん
如何にも ならぬ事
所詮 己の運命と 達観せん
新しき年も なるがままに
流されれるままに
飄々と 行かん・・・と
人気あり バビア宮殿 観光で
押すな押すなの 世界遺産
耦園の 清の時代の 建物に
気品満つるや 世界遺産の
次々と 料理運ばる 円卓に
未だ未だ来るぞ スペース空いてる
独立を 果せし王の 眠る墓
清楚なりしや イスラム建築
旅順は アワビ養殖 盛んなり
小船が湾を 埋め尽くしてる
越前ソバ食べ歩き
ああ 此処だったのね 「万葉の里」・・・って
わたしの探してた「万葉の里」・・・は
そうなの 以前からバスツアーで北陸にやって来る度に 「万葉の
里」が何処かに有った気がしてたの
今 「味真野苑」と言う所に やった来たの
そしたら何と そこは気になってた「万葉の里」じゃない
ビックリビックリ・・・よ
「万葉の里」の一角になってたの 「味真野苑」・・・が
その「味真野苑」は 素敵な庭園だったの
ガイドの人が居て 説明しながら廻ってくれたわ
それにしても 今日は暑くて暑くて・・・
家を出た時は 昨日までとは違って 今日は涼しいな！って思って
たのに
それが今は もう暑くて蒸し暑くて・・・
それに 陽射しが・・・ね
もう グッタリ！・・・よ
ガイドさんの説明も うわの空！
やっと 出口に着いたわ
時間が 余ってます
余って 仕方が無いんです
ウンザリです
こんな日々の 連続かと思えば
思えば思うほど うんざりです
それでも やって来るんです
ウンザリしてても やって来るんです
今日が過ぎれば こんな明日が・・・
ウンザリです
何かないでしょうか
あっと言う間に 過ぎる何かが
1日が あっと言う間に 過ぎる何かが
面倒な事は 駄目なんです
人付き合いも 駄目なんです
人に気を遣う事は 駄目なんです
そんな わたしなんです
見つけたり クローバー似の 四つ葉をば
思わず願う 健康有るを
走り来て 突如現る その景色
何処か重なる アトラス山地
着陸の 体制入りし 機窓には
高速道路 工場くきり
上海は 光の海に 包まれる
ビルも船もが 光り輝き
くっきりと 水流るる跡 残れりや
アトラス山地 此処かしこに
越前ソバ食べ歩き
今 わたし達は武生に来てるの 福井県・・・の
バス旅で ソバの食べ歩きのツアーで
今 最初の蕎麦屋さんでソバを食べた後 近くの芳春寺と言う
お寺に・・・ね
この お寺の入り口に来たら ツアーで一緒の人が言うの
この入口って変な鳥居が経ってるわね・・・って
そう言われれば そうなの
鳥居で有って無い・・・ような
それで思い出したの かってお寺と神社が一緒になってた時代が
有ったのを
そうなの 神社・仏閣が合体して 祀られてた時・・・が
だから その時の名残では・・・ってね
この芳春寺に着いたら わたし達バスツアーの一行は 特別に
お話を・・・
そしたら やっぱり そうだったの
神社仏閣合祀の時が有って 今のお寺になったんですって
このお寺の事や 椅子に腰かけての座禅をしたの
とても新鮮な気持ちなれたわ
人に接するたびに 思い知らされる
人は其々歩んできた経験と 実績に裏打ちされた 確固たる自信の
ようなものを 持っている
それに比べ 上っ面だけの知識の自分・・・
会話するにつれ 剥げ落ちて行く 己の自信と自負
圧倒的な説得力を持って 浅はかな持論を打ち砕いていく
これまでの人生の歩みは 何だったのか・・・と
ただただ 独り善がりの人生を 歩んできたのかと
今に為って知らされ 身を屈めるのみ
上海は 高層ビルが 建ち並ぶ
中国一の 商業都市
真青な 路地の空間 入口に
カラフル反物 眩し空間
繋がれし 人待ち顔の 遊覧船
古鎮朱家角 放生橋
要塞の アイトベン・ハドゥ 頂は
敵に備えて 食糧庫
カラフルな 蘇州の夜 楽しむや
老いも若きも そぞろ歩きで
