九塞溝・黄龍の旅
苛立ち
この 満ち足りた日々
何の 気兼ねも無く
誰への 遠慮も無く
気軽に 気儘に
幸せ感じる 日々
なのに 苛立ちを
覚えるのは 何故
フト感じる 苛立ち
それは 何？
老いへの 不安？
ひとり居の 不安？
我が身への 不安？
この漫然たる 不安
それが わたしを
苛立たせる のか
この 得体の
知れない 苛立ち
思わすや 塗りたてペンキ 注意書き
思わず見詰む 観光客
ちょっと見に ホテルと思えぬ 玄関で
戸惑いつつも コナカン王国
目を引くや ひと際明るく 飾らるる
夜の蘇州 ウィンドウは
境目か アーチで分ける 村と村
青の小径の 続くシャウエン
明代の 庭園豫園は 佇むや
豫園商城 喧噪逃れ
あら キレイな建物だわ
今 ワット・プラ・シー・サンペットと言う遺跡を見ながら
入口の方へ歩いて来たの
そしたら 急に新しい建物が現れて・・・
如何も ワット・ロカヤスタと言う 寺らしいわ
大地の寺と呼ばれてて 中には涅槃仏が有るみたい
又 タイ式の天蓋で建てられた本堂には 神聖な尊厳の有る仏像が
有るらしいの
わたしたちは 右手に見える王宮の跡を見る為に来たので 本堂は
パスして
それにしても 徹底的に破壊されてるわね
かってのビルマ軍によって・・・
かっては ワット・プラケオ｛エメラルド寺院｝と同等の存在と
して 知られてたらしいわ
アユタヤ観光では この後行くワット・マハタートと並んでね
スリランカ様式の 三基の仏塔以外は すべてビルマの略奪で破壊
されたんですって
三基の塔には 三人のアユタヤ王の遺骨が 納められてんですって
音の無い世界
音の無い世界が 好き
生業の 音の無いのが好き
全ての 雑念が
失せ 消え失せる
音の無い 静寂
その静寂に 身を委ねる
沈み込むような 静寂の中に
わたしは 身を委ねる
街中の 映画セット 思いしや
車駆けゆく 上海老街
見おろせば ラバトの町が 眼前に
先に横たうは 大西洋が
訪れし 日本とロシア 激戦地
２０３高地 此処なる思い
鬼岳に 立ち眺めれば 霞てる
五島の島々 浮かぶる如く
あちこちが パンや多し 旧市内
フェズは焼き 専門店も
あら 船に乗るみたいね
わたし達は 泊まったホテルの前を流れている チャオプラヤー川
・・・を!
ホテルとは 随分離れてるところから・・・
渡って着いたのが ワットアルンと言う 暁の寺なの
寺院の名前の通りね！
ワットは寺院で アルンは暁と言う意味なんですって
この寺は 日本の作家 三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にも
なってるらしいの
ワット・アルンは 今行ってきたエメラルド寺院や この後行く
予定のワット・ポーと並んで 有名なんですって
トウモロコシに似た 大きな仏塔は圧巻だわ
この塔の表面は 陶器の破片で飾られ 基壇の部分は鬼、ガルタ、
ハマターンが塔を護ってるの
塔は バンコク様式なんですって
高さが７５ｍ 台座の周囲が２３４ｍ有ると言うの
このワット・アルンは夜のライトアップが 感動するくらい美しい
らしいけど 今回の旅行では行かないみたい
残念だわ 今日はお昼の見学で…
好きだよ 君が
堪らなく 君が好きだよ
いつもいつも 君を思っている
この歳に なっても
青春に燃やした恋心 君への
今も又 君が恋しい
君と別れて 早や５年
悶々と思い続けて ５年余
燃え尽きることの無い 君への慕情
今も今 燃えている
焔が今また 燃え上がる
切無いほどに 君への愛
今も君を 恋してやまない
狂おしいほどに 今は亡き君
私邸なり かって治めし 瀋陽を
張氏帥府 張親子の
上海に 昔の面影 西洋の
残る外灘 浮かび上がるや
モロッコの 片田舎でも カフェレスト
男ばかりで 女見当たらず
賑やかに 車行き交う マラケシュ
スーク街には 活気溢れる
木の緑 湖水に築山 思わせる
世界遺産の 耦園庭園
結構有るわね アユタヤまでは・・・
距離にして約８０ｋｍ バスで1時間半掛かると言うの
アユタヤは 地形上水運に恵まれてるんですって
17世紀初めには ヨーロッパと東アジアを結ぶ国際貿易都市として
繁栄したらしいの
アユタヤの街に 入って来たみたいよ
あら 象が居るわ！ 何頭も・・・
あっ！ 象に乗れるのね
ほら 乗ってる人が・・・
向こうからも 来るわよ 何頭も続いて・・・
確か 私たちのツアーでも 象の多い所に行くことになってるわね
確か チェンマイか何処かで・・・
今 ワット・プラ・シー・サンペットと言う舌を噛みそうな所にやって
来たの
此処の遺跡は かってビルマ軍によって 徹底的に破壊されたんですって
かっては 王室の守護寺院だったらしいわね
あら 綺麗な建物が・・・
あれも 寺院でしょう！
