連想過程の制限とある一定の表層領域に向けられた注意力の持続的集中とが、覚醒状態での意志的努力では陽の目を見ることのない新しい考えの展開をも可能にする。
(ローエンフェルト)
実際には二元性は存在せず、多元性は真ではない。
(チベットの『大いなる解脱の書』)
われわれ西洋の思考においては、意識に発展段階があるといった考え方はほとんど何の役割も果てしていない。
(ユング)
神が人間に禍を加えようとなさるときには、まず最初、ものを考える彼の知力を混乱させる。
(ソホクレス)
私にはだんだん、まるで私たちの通常の意識が一つのピラミッドの頂点に位してるかのように思われてきます。私達の内部にある――いわば私たちの下層にある――そのピラミッドの基底は完全な広がりを持っているのでいよいよ深く下りていく能力があればあるほど、それだけ普遍的に私たちは、地上の、最も広い意味における世界空間的な存在の、時空を超越したできごとのなかに引きこまれていくように思われるのです。
(リルケ)
学ぶことを断ち切れば、憂いまどうことはない。
(老子)
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