MDGsも8つめ。最後の目標です。
これは細かくわかれたターゲットが6つもあるので、タコカレ的にまとめてみましょう。
ターゲット8-A,B,D★国際的なシステムの見直しにより、途上国の債務問題を解消する。
国家間規模の債務取り消しから民間レベルの取引方法に至るまで様々ありますが、財政支援関係の話がここに含まれます。
フェアトレードなんて言葉もよく聞くようになりましたよね。
(↑こんなHPもありました)
安く良いものが手に入るのは喜ばしいことですが、フェアトレード関連の資料を見てから「安い裏にどういうシステムが隠されてる?」と考えるようになりました。もしかして、途上国の人が泣いてるのかな、と思ったら何となく気乗りしない自分がいたりもします。
人的な労働力を安く買い上げることは、目先の利益は生むかもしれないがサスティナビリティはないというのがタコカレの意見。
合理化・効率化で生産コストをさげるのはいいとしても、人手がかかった仕事にはそれなりの対価を支払うべきだと思います。
そうしないと最終的には先進国でも労働の価値がどんどん下がり、自分達の首をしめるのが落ちなんじゃないでしょうかねぇ?
ターゲット8-c★地理的制約の多い国には特別配慮。
ブルキナファソもそうですが、内陸国やたくさんのちいさい島からなる国は地理的に不利な面が多いので、配慮しましょうということになってます。
ターゲット8-E★製薬会社との協力の下、必要な薬の供給が出来るようにする。
マラリアやHIVなどが対象になります。
ターゲット8-F★民間セクターとの協力の下、情報・通信技術支援をする。
今アフリカでは携帯がすごい勢いで普及しているそうです。
現にアフリカからもブログは更新できますし、ネットカフェとかもあるんだそうですよ。
情報格差っていうのは貧富の格差に直結するような気がします。
インフラ整備はもとより、使いこなす技術的な面までトータルな支援が必要であるような気がします。