去年の暮、川崎大師へのウォーキングの時、
品川から旧東海道に入ってだいぶ行くと、
右手に大仏さんが見えた。
そこに、品川寺の江戸六地蔵と記されていた。
江戸六地蔵とは?と思っていた。
そのことを、ふと思い出し、
今日はそのときの江戸六地蔵を巡ってみようと、
調べてみると、もう一箇所、真性寺を拝観した事があったので、
本日はあとの4地蔵を巡るウォーキング。
上野をスタート。
まずは、東浅草にある第四番の東禅寺へ。
画像は東禅寺の地蔵さん。
そこから、隅田川の吾妻橋を渡り、
清澄通りで白河の第五番の霊巌寺へ。
次に富岡にある第六番の永代寺へ行くが、
そこには地蔵さんどころか、お寺すら存在していませんでした。
深川公園内に、永代寺跡の標識があるだけでした。
最後に、第二番の太宗寺へ向かう。
永代橋を渡り、日本橋、竹橋、四ッ谷を抜け、新宿の太宗寺へ。
これで、江戸六地蔵を制覇!
帰りは、四ッ谷、飯田橋、水道橋、妻恋坂を通り、上野まで。
今日は5時間20分の
「カクちゃんの徒歩!ホッ!な旅」でした。
江戸六地蔵について
宝永五年(1708)9月、江戸深川の僧、地蔵坊正元が15歳のときかかった病が地蔵祈祷によって治療したため建立志願を志し浄財が集められ、座高2.75mの青銅の地蔵菩薩座像が、江戸・神田鍋町の鋳物師・太田駿河守正義によって鋳造され江戸の出入り口となる六つの街道筋に安置したのが江戸六地蔵。
第一番 品川寺(東海道) 品川区南品川3-5-17
第二番 太宗寺(甲州街道) 新宿区新宿2-9-2
第三番 真性寺(中仙道) 豊島区巣鴨3-21-21
第四番 東禅寺(奥州街道) 台東区東浅草2-12-13
第五番 霊巌寺(水戸街道) 江東区白河1-3-32
第六番 永代寺(千葉街道) 江東区富岡1-15-1
[富岡八幡宮の別院として現在の深川公園にあったが、明治維新の廃仏棄釈で廃寺となり、地藏尊も壊され川口の鋳物工場に下げ渡されたという。
いまは公園内に立つ永代寺跡の標識がその面影を残すだけです。]