私、フィッシングセーフリーダーとのお役を頂く事になりまして。
え~~~まずはこのフィッシングセーフリーダーと言うのはなんぞや?!
大雑把に言うと釣り人への安全を呼びかける活動!
(っと自分で思っております)
このお役目を頂いたきっかけからお話ししますと。
私、日本釣振興会の会員でございまして、また昨年から役員を仰せつかりまして
先日この日本釣振興会の事務局から
「小樽海上保安庁よりフィッシングセーフティーリーダー推薦して欲しい」と打診が入ったご様子で、その旨日釣振会員に一斉メールが来まして。
俺も一応そのメールの内容と添付されたPDFファイルをざっくりと斜め読みしましたが
「まぁこれは俺が出来る役目ではないな・・・・」と返信もせずにそのまま放っておいたのですが(苦笑)
数日後事務局の方から「魚鬼さんには内諾得ています。もう一人hojoさんお願いできませんか?」
っとメールが入りまして・・・
そりゃ魚鬼さんは判る!北海道の顔、業界人でございますもん。
おりゃぁ単なる一釣り人・・・
事務局曰く発信力ある方は他にhojoさんしか思い浮かびませんと持ち上げる^^;
ブログ、SNS、あと紙面もちょっとだけしておりますが、どう考えても影響力があるとは思えないの^^;
実はメールのお返事がしばらく出来ないままでおりました・・・・・
・・・・・が、しばらく放って返信すらしていない自分、これはむちゃんこ失礼に当たるのではっ!?
あたくし、猛省いたしまして、今更「NO」とは言えないであろうと自分で自分を追い詰めてしまった感じになりました^^;
そう腹をくくれば、案外気が楽にるもんだ。
日本釣振興会に会員になって年間会費とられ、尚且つ無償でイベント駆り出され
(あ?!無償ではない・・・昼食弁当支給されます・・笑)
そんな事を思いかいせば、オレって結構「ボランティア精神ある方なんだな!」と気がつかせてくれました(笑)
そんな経緯でフィッシングセーフティーリーダーをお請けする事にいたしまして
いざ講習等で小樽海上保安庁に向かうと、これまたビシッとされたお偉い様達がいらっしゃり、また新聞記者まで^^;
物々しい雰囲気と言えば大変失礼になりますが、何分初めて海上保安庁庁舎に入り保安官の皆様と直接お話ししたもので大変ビビっておりました^^;
また「交付式」とちょいとした式典が行われ、小さな認定書は大きな重みを感じた次第。
「今ならまだ引き返せる?」「もう引き返せない?」という葛藤した思いも本番になって正直あった(苦笑)
交付式の一コマ(へたヨコはモザイクブログ・・お許しください)
知る人ぞ知る北海道フィッシングマスター魚鬼和魚さんが第一号!
(・・僕二号^^;)
スーツ着てってよかった^^; (釣りの恰好した方が良いのか迷ってた・・笑)
こりゃヤバい・・・更に重圧が・・・
はい、と言う事でこの認定書を常に持ち歩いての釣行する事になりました。
安全を呼びかける役割をさせてもらう事になりましたが、まぁ俺ときたら知っての通り
結構デンジャラスな釣り場に行ってるし、最近は怖くなってあまり乗ってないけど、テトラからの釣りも結構してたし^^;
どの口で「安全呼びかけるんだ!」と皆様からも自分自身からもツッコミが入るのですが^^;
その辺も見つめなおす必要があるなぁと個人的には思っております。
海上保安庁で講習を受けた際、ちょっと気になるデーターがありました。
円グラフを見た中では
「釣り人の転落死亡事故は磯場よりも圧倒的に漁港の方が多い」
これは港よりも磯場で釣りする人の方が圧倒的に少ないからという見解もできますが
海水に転落時、港の場合は這い上がる為の梯子などが近くにある事が考えにくい為。
磯場の場合は色んな形状した岩等から掴みどころが無数にある為這い上がりやすい。
また磯場に行く釣り人は安全意識も高い為ライフジャケット着用率が高い。
などと考えられますね。
海上保安庁の方々も口をそろえて仰ってました
なによりも「ライフジャケットの着用!」と
さてここで個人的に疑問に思った事。
港は基本立入禁止の筈なのですが、なぜ黙認(黙認という言葉が合っているかどうか不安ですが)されているのか?!
先日も石狩湾新港東埠頭で落水死亡事故が発生しました(ご冥福をお祈りいたします)
ニュースでもやっておりました。レポーターは釣り人に「なんで立入禁止なのに釣りをしているのですか?」と問いただしておりましたね。
俺はこの場所も「完全釣り禁止」になるのだろうなぁと思っていました・・・。
あぁ~~~サビキが面白いのに、シャコも釣れるのに・・マメイカだって・・
しかーしっ!
現状は普通に以前と変わらず釣りが出来る状態になっています!(ビックリ!)
豊富で美味しい魚が生息するこの北海道
やはり港で完全に立入禁止、釣り禁止にしてしまうのは非常に酷な事だと行政も感じてくれている事とお察しできますね。
港で全く釣りが出来なければ、北海道の釣具屋さんも軒並みに倒産してしまうし、季節ごとその土地に来る釣り客が落としていくお金も回らなくなる。
大げさに言うと観光資源が無くなってしまうとも考えられる(ちょいと極論だな?!)
なので我々釣り人はこの「建前的な立入禁止」を大いに活用させて頂いているってことなんですねが、それでも我が日本の考えは
「人命より重い物は無い」
これ以上釣り人の死者が耐えなければ完全たる立入禁止になる事もなんら不自然ではない!
っと俺も感じております。
俺の今後のフィッシングセーフティーリーダーとしての活動は
主にWEBや紙面で今回の様に釣り人へ安全の啓発をさせて頂く事でございますが、
俺が思うに釣りの情報をWEBで活用している方々はとっくに安全意識は高いと感じております。
どちらかというと、WEBを活用していない、と言うかPCやスマホを触りたくないシニア世代のライフジャケット未着用が目立っているように個人的には感じております。
やはり一番大事なのはそいった港の人気釣り場で「声をかける」事が大事なんじゃないのかなと思います・・・・・が、一番これが難しい事でございましてね^^;
「何だてめぇ偉そうにこのやろ~~」なんて言われかねない^^;
ハイ、俺自身極度の平和主義なもんでそういった事を避けてきた人生でございますので、偉そうに上から目線で安全啓発をしていくつもりはなんらありませぬ!!
ただ、人懐っこい性格しておりまして、普段も良く「釣れてますかぁ~!?」ってな感じでお声を掛けさせてもらってます。
その延長で「ご安全に!」と一言添えさせて頂く感じから始めたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします<m(__)m>
すっかりと話が長くなってしまった・・・・読者が飽きる^^;
普段言う事も書く事も考え事も無いこんな事案を書く事に脇汗滝汗ヤバいヤバい^^;
今後もこのブログ内でちらほらと安全啓発させて頂く事にもなりますが、「ウザっ!」っと思われないように読者様の目を引く釣行ブログにしていきたいと思いますので!
釣りの安全、土壌が素晴らしすぎる北海道の港で釣り末永く楽しむためには
是非是非皆様のご協力が不可欠でございます!
どうぞよろしくお願いいたします<m(__)m><m(__)m><m(__)m>