100パーセントhoshii

昭和の俳人伊藤一直の句作。

俳句集『うたたねの』より 冬の章

2025-01-12 11:59:05 | 俳句
自動車の轍に橇を押す子かな   一直




昭和8年  喜多方


作者について

伊藤一直
本名 伊藤醇
明治44年2月13日福島県耶麻郡喜多方町(現福島県喜多方市)で生まれる。
喜多方市内の書店勤務のかたわら、20代前半から句作を開始。桔槹吟社(福島県須賀川市)、鹿火屋(神奈川県二宮町)、花薊(福島県喜多方市)等に句作を投稿。
戦後は身不知吟社(福島県喜多方市)の月例句会等によく参加していた。
昭和62年2月10日喜多方市内で死去

作品は、「自由日記」、「花薊集投句」、「鹿火屋投句」、「3」という表題がついた手帳に昭和7年から昭和13年頃までに詠まれたものと、俳句手帳1970年版に「桔槹投句」として昭和45年8月から昭和46年12月までのものが残されている。
令和5年に句集『うたたねの』と題し、自家製本としてまとめた作品及び次回の俳句集に取り上げる予定のものを、この場所に投稿している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿