津山のセカンドハウスで51日間過ごし、51日ぶりに我が家に帰った。
新幹線
のぞみに乗った。
岡山→東京間は3時間13分だ。早い。昔は4時間かかったのに。(昭和40年代)
幕の内弁当は岡山駅で買う。
通路側の席で、外の景色を楽しめるということは、ちょっと無理だった。
だが、車内販売やトイレに行くのに、お隣の方に気を使わなくて良かった。
今回は、1回分の青春18きっぷを求めるつもりだったが、
急に思い立った登記申請をしたので、思いのほか書類の届きが遅く手続き終了の見通しが木曜午後だった。
もう、落札しても翌日届く宅配便や速達を頼むのもはばかられた。相手を慌てさせてしまうとあきらめた。
「お母さん、今送ったよ」の電話が午前中だったら、ヤフオクで買ったのだが。
金曜日の午後3時半にやっと速達で送られてきて、法務局に行った。間に合った。
それから、あわてて宅急便で荷物を送り、洗濯ものを乾燥まで済ませリュックに詰め込んだ。
戻る日になって、慌てて帰らなくてもいいか。と、ゆっくり朝食をとり、ガスと水道栓を閉めて物置の戸も閉めた。
お風呂の窓は開けたままにした。格子戸がついているし、空き巣が入ってもエアコンとテレビと中古のデスクトップしか金目のものが無い。
外灯は、タイマーをセットして時間になったら灯るようにしてある。
周りは空き家なので、お隣の草も長いのだけ抜いてまとめた。
お昼は新幹線でお弁当を食べよう。
駅までのタクシーもすぐ来た。
新幹線は三人掛けで、AとC席、二人掛けは一人という配置で座席は埋まっていた。
東京駅から京浜東北線に乗り換えるのに、午後5時前には乗りたいと思ったが、今日は土曜日だ(昨日の事なので)と思いとどまった。
だが、ほんとうにゆっくりでも午後5時前には乗れた。座れた。東京駅から自宅のある最寄り駅までは30分ぐらいだ。
新幹線、快適ではあったが、私は米原から姫路までの新快速(時速130キロ)が好きだ。
ちょうど気持ち良い早さなのだ。
ゆっくり窓の外も見ていられる。
51日ぶりの我が家、二階の居間に向かう前にお風呂に入った。
お湯が溜まるまで、洗い場や蛇口周りを漂白剤やカビ取り剤をまいておいた。
駅前のスーパーで買ったお榊をお供えする。「お父さん、ただいま」
台所に行くと、息子が来て食事をしていったあとが残っていた。
冷蔵庫には飲み物や肉、野菜が買ってあった。
レンジであっためるだけのごはんも。ありがたい。
豆腐や納豆、サラダ、モヤシ炒めで食事をする。
9時過ぎには、眠くなって寝た。