鍵が閉められなくなった。
だいだい45度の角度を回すだけで掛かっていたカギが、カチッという手ごたえのある音がしなくて、
180度も360度にも回ってしまう。
汗は出てくるし、カギは一向に手ごたえがない。
「仕方ない。鍵かけないで出かけよう」と
こちらに来てからは初日以外は、無施錠ででかけた。
息子が来たので、またカギを直してもらう。
「前使っていたテンプルキーの方が開けやすい」というと
その形にすることにした。ホームセンターで売っていた。
全部外して、もういちど付け替える。
ところが、なかなかうまくいかない。
内側から内鍵をかけて印をつけて、そしてカギの部品を合わせる。
何度かやって、やっと合致することができた。
内からも掛けられるようになった。
はあーっ、これで安心して出かけられる。
微妙の位置加減で、うまく鍵がかからないことがわかった。
カギの取替えって、簡単ではないんだ。
途中で止めたり、マニュアルを読んだり、またやったり、それでも上手くいかないので
閉めた状態で、ガムテープなどで印をつけて設置場所を微調整していく。
8時間ほどかかった。
そんなーぁ! というほど時間がかかったのだ。
最初は息子一人でやっていた。最後の2時間は私と二人で、ドアの外と内側から調整した。
カギは価格が高いほうが、取り付けは大変だが、開け方はスムーズだった。