
最近、学歴社会に関する本を2冊ほど読みました。
超・学歴社会 ペーパーバックス
溝上 憲文 (著)
と
高学歴ノーリターン ペーパーバックス
中野 雅至 (著)
です。なんだか正反対の内容のようですが結局、行き着くところは似ているような気もします。
前者は企業の人事部の本音を交えた学歴が企業でどう価値を持つのかということを分析した本。 まだまだ多くの企業では入社時に学歴によるフィルターをかけているものの入社後に関しては例外を紹介しつつも実力主義になるということを示しています。なんだかんだいってもまずスタートにつくためには学歴も必要だという結論に落ち着いています。起業して成功できる人にはそんなものは必要ないでしょうが、そんな人は一部なので…
後者は同志社卒でキャリア出身の人が書いた本。東大卒の人をプロ野球選手や芸能人、起業家と比較して「報われていない」と言ってしまうところが逆に学歴に対するコンプレックスが感じられてしまう。まったく競争率が違うだろう。あくまで学歴はある意味、スタートラインにつくための資格みたいなものだと再認識。
そこからは実力、運がものをいう社会になりつつあるとのこと。
筆者が言うように学歴の権威が薄れ始めいくら稼いだかという金稼ぎの才能が価値となりつつあるというのは共感できるし、社会的にも高学歴の人間をうまく活用していくシステムを作りコンセンサス(社会的同意)を形成していくことの重要性は感じます。努力すれば報われる、そうでなければ誰も意欲をなくしてしまうのではと危惧を感じました。
*今日の練習*
朝 RUN 40分 jog
*今日の英語*
"ability-ism
/ meritocracy " 実力主義
超・学歴社会 ペーパーバックス
溝上 憲文 (著)
と
高学歴ノーリターン ペーパーバックス
中野 雅至 (著)
です。なんだか正反対の内容のようですが結局、行き着くところは似ているような気もします。
前者は企業の人事部の本音を交えた学歴が企業でどう価値を持つのかということを分析した本。 まだまだ多くの企業では入社時に学歴によるフィルターをかけているものの入社後に関しては例外を紹介しつつも実力主義になるということを示しています。なんだかんだいってもまずスタートにつくためには学歴も必要だという結論に落ち着いています。起業して成功できる人にはそんなものは必要ないでしょうが、そんな人は一部なので…
後者は同志社卒でキャリア出身の人が書いた本。東大卒の人をプロ野球選手や芸能人、起業家と比較して「報われていない」と言ってしまうところが逆に学歴に対するコンプレックスが感じられてしまう。まったく競争率が違うだろう。あくまで学歴はある意味、スタートラインにつくための資格みたいなものだと再認識。
そこからは実力、運がものをいう社会になりつつあるとのこと。
筆者が言うように学歴の権威が薄れ始めいくら稼いだかという金稼ぎの才能が価値となりつつあるというのは共感できるし、社会的にも高学歴の人間をうまく活用していくシステムを作りコンセンサス(社会的同意)を形成していくことの重要性は感じます。努力すれば報われる、そうでなければ誰も意欲をなくしてしまうのではと危惧を感じました。
*今日の練習*
朝 RUN 40分 jog
*今日の英語*
"ability-ism
/ meritocracy " 実力主義
音響関係v社で昔人事をされていた客員研究員の方も
前者の意見と同じような事を仰っていました.
仮に,面接で同じ能力・特性を持っていると人事が判断した,
一流大のA君と二流大のB君がいた場合は,
迷わずA君を選択するそうです.
これは,過去の事例から,一流大の方が,
ハズレが少ないからという意見でした.
人事としても,解りやすい基準のようです.
企業の規模が大きいのは危機感がなくなってしまうという点で非常にマイナスだと思っています。
個々の意識をどう持つか、常に物事をポジティブに捉えてハングリーに挑戦していけるかが問われていると思います。