Takekida's log

千里の道も一歩から

350年ぶりに発見された精子の運動方法

2020-08-04 01:04:19 | What`s new ?
 350年ぶりに精子の運動がしっぽを横に振っているのでなくドリル運動をしているということが3D顕微鏡の解析によりわかってきたそうです。2次元で見ると尻尾を振っているようにしか見えないですが3次元だからこそわかってきたこととのこと。イメージとしては天体の有している時点軸の曲がった歳差運動のような形態をとりながら進んでいるようです。なぜ単純な2次元運動でないのか明確ではないですが泳ぐというよりはトンネルを掘るような粘度の高いところなのでよりトンネルを掘るドリルのようなものの方が前に進みやすいというのがあるのかもしれません。また回転するコマが倒れないように角運動量を持つことでより安定するのかも。 ともあれ惑星やコマの歳差運動とアナロジーがあるというのは面白いところ。  
 精子の運動の解析は普通に病院で行われているものですが今後は2次元でなく3次元的な運動能力というのを指標にしていく必要が出てきそうです。
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