身長や体重、視力、病気など体に関するものは遺伝の要素が相当大きいというというのは揺るぎのないものとして受け入れられていると思いますが頭の出来だとか稼ぐ力という面はやや環境/努力の要素が大きいというのがイメージでした。先日読んだ「教育格差」にもその片鱗はありましたがいろいろな研究結果では先天的な要素の影響は年を経るにしたがって大きくなるというのがわかってきているようです。
イメージとしてはむしろ若年期の方が自立していない分、影響が大きいのかと思ってしまうのですが結果は逆。 若い頃はある程度、後天的な要素が大きいにしても年齢を経てくるとその人の素地の部分が出てくる(声の大きさとか、根本に立ち返ろうとする姿勢とか、常に学ぼうという姿勢とか)というのがあるのかなとは思います。(ある程度親含めた周辺からの支援が厚くなることでの相乗効果があるのかもしれませんが) ただ忘れてはいけないのはそれでも影響要素は半分程度ということ。統計学的にはやや相関アリ程度のレベル。つまりはどんな状況に置かれてもこの記事にあるように「素質が花開くように自分自身をスキルアップさせる意志を持ち、そのような環境に身を置くことが大事 」なのだと思います。
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