9割が間違っている「たんぱく質」の摂り方 (青春新書インテリジェンス PI 669) 新書 – 2023/5/2
金津里佳 (著)
たんぱく質の取り方に関する指南本。以前取り上げたように人間の食物摂取量はタンパク質によって左右されるのでたんぱく質をいかに食べるのかというのが重要になってくるわけですが筆者が注目しているのは食べる量だけでなく吸収率です。特に小麦粉のグルテンと乳製品のカゼインが腸内環境(超粘膜の状態)を悪化させ吸収率を下げてしまうとの指摘です。なので炭水化物はなるべく小麦粉を避け乳製品も断つ、果物も果糖が含まれている観点からそもそもの糖質を増やしてしまう観点から必要ないというのが筆者の主張です。
これが効く人もいるのでしょうが…自分の場合はグルテンを断ってみたこともあったのですが明らかな改善は見られませんでした。乳製品はあまり断ったことは無いので分からないのですが…ここら辺は人によって効果は差があるのかとは思います。意識的にたんぱく質を増やしていくのは体重コントロールの面で重要ですがグルテンとカゼインを「完全」に断つ必要があるのかという点に関しては人によっても、意見としてもいろいろあるようで何とも言えないかなとは思いました。
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