はやぶさの成功に次ぐ2回目、表向きには成功しても当然という向きでとらえられなくもないですが背景には周到な準備が実施されていたようです。48回の着陸訓練を実施して成功は9回、失敗=墜落は21回。試練は神を模してランダムに与えられる環境からFailSafeを実機に盛り込んだそうです。まさに「神を超えた」技術は多大な試練の上に成り立っていたとのこと。まさにこれは試練を「想像」して「準備」する力で製造業では基本となるFMEA(=Failure Mode and Effect Analysis )が徹底されていたということでしょう。そしてなんといってもクリアな目標をチーム全員が共有して一丸となり「やりたいこと」と「やれること」の 見極めを通じてチームとしての力を磨くことが出来たのだそうです。プロジェクトマネジメントとして非常に参考になる話でした。
そしてターゲットマーカー及び再突入カプセルには~星の王子さまに会いにいきませんかミリオンキャンペーン2~で名前、メッセージ、寄せ書き・イラスト がメモリチップに記録され、一緒に旅をしました。そして再突入カプセルは一緒に地球に戻ってきたとのことで非常に感慨深いものがあります。
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